3000系(3011F) 準急 13420列車
有馬線 鵯越 2021年10月16日撮影

3000形(3011F) 普通 14401列車
有馬線 鵯越 2021年10月16日撮影

1.概要
 保有車両100両突破を機にフルモデルチェンジ車として登場した車両です。
 見た目からウルトラマン電車のニックネームがつけられています。
編成は下記のとおりです。
←有馬                          神戸→
 デ3000(Mc1)−デ3100(M2)−デ3100(M1)−デ3000(Mc2)

2.車体構造
 車体は18m級のアルミ合金車体で、片側に両開き扉が3か所設けられています。
 先頭部は非貫通で2枚窓となっており、窓下部にヘッドライトが設けられています。窓上部に行先表示器と種別表示器が設けれら、左右にテールライト兼標識灯が設けられています。

3.車内設備
 座席は、ロングシートとなっています。

4.機器類
 制御装置は、抵抗制御(ABFM-108-15MDH)となっています。
 主電動機は、75kWの直流直巻き電動機(MB-3054-C)となっています。
 制動方式は、発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ(HSC-D)となっています。
 駆動方式はWN駆動方式となっています。
 台車は、3013F以前がウィングばね軸箱守式ダイレクトマウント式空気バネ台車のKW-12、3015F以降は軸梁式空気バネ台車のKW-67となっています。
 パンタグラフは下枠交差型パンタグラフが採用されました。

5.主な履歴
 1973年(昭和48年)に3001Fが登場しました。
 1974年(昭和49年)にローレル賞を受賞しました。
 1978年(昭和53年)に登場した3007Fからは先頭上部のヘッドライト兼標識灯がへこんでいます。
 1989年(平成元年)に登場した3013Fから先頭車側面にKマーク、側面の表示器は行先と種別表示器が別になり大型化され、外観装飾パターンも変更されました。冷房装置も4個から3個に変更されました。
 1990年(平成2年)に製造された3015Fから台車形式がKW-67に変更されました。
 2014年(平成26年)に3001Fが廃車されました。

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