5000系(5001F) 普通 13004列車
有馬線 鵯越 2021年10月16日撮影
「HAPPY TRAIN☆」

5000系(5007F) 普通 14001列車
有馬線 鵯越 2021年10月16日撮影

1.概要
 300形置き換えのために登場した神戸電鉄初のインバーター車両です。
編成は下記のとおりです。
←有馬                          神戸→
 デ5000(Mc1)−デ5100(M1)−デ5100(M2)−デ5000(Mc2)

2.車体構造
 車体は18m級のアルミ合金車体で、片側に両開き扉が3か所設けられています。
 先頭部は2000系同様非貫通で2枚窓となっており、窓下部にヘッドライト、テールライトが設けられています。窓上部に行先表示器と種別表示器が設けれら、左右に標識灯が設けられています。助手席側の窓は下部に大きくなり車両番号が設けられています。

3.車内設備
 座席は、ロングシートとなっています。
 車椅子スペースは、先頭車と中間車に設けられました
 車内案内表示器は、路線図併用LED式案内表示器が採用され、乗降扉上部に千鳥配置されています。

4.機器類
 制御装置は、GTO-VVVFインバーター制御(MAP-128-15V43)となっています。
 主電動機は、120kWの三相かご形誘導電動機(MB-5057-A)となっています。
 制動方式は、回生発電ブレーキ併用電気指令式電磁直通ブレーキ(MBSA)となっています。
 駆動方式は平行カルダン駆動方式となっています。
 台車は、軸梁式ダイレクトマウント空気バネ台車のKW-68となっています。
 パンタグラフは下枠交差型パンタグラフが採用されました。

5.主な履歴
 1994年(平成6年)に登場しました。
 1998年(平成10年)までに4両編成×10編成が製造されました。
 2002年(平成14年)にワンマン対応改造が行われました。
 2012年(平成24年)に5001Fが「HAPPY TRAIN☆」として運用開始されました。座席モケット変更や車内照明がLEDが採用されました。
 2016年(平成28年)より前照灯がLEDに変更されました。

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