807-1
800形(807編成) 15運用 1414列車
京急本線 六郷土手 2007年4月28日撮影

823-1
800形(823編成) 23運用 1522列車
京急本線 生麦 2019年5月3日撮影
リバイバルカラー

800形(814編成) 35運用 1634列車
京急本線 生麦 2015年3月2日撮影

1.概要
 1978年(昭和53年)に製造された地上用通勤電車です。
 翌年にはローレル賞を受賞してます。
 車番には初めてハイフォンナンバーが採用されました。

2.車体構造
 車体は18mで片側に片開き式扉が4扉設けられ、全面は非貫通式となってます。

3.車内設備
 座席はロングシートで、車内にはFRPが採用されてます。

4.機器類
 制御装置は京急初の界磁チョッパ制御方式が採用され、1個の制御装置で100kWの主電動機を12個制御するオール電動車となってます。
 ブレーキ方式は、電力回生ブレーキ付き全電気指令電磁直通ブレーキ(MSB-R)が採用されました。
 3両1ユニットの中央車両M2には、回生ブレーキ中に離線を防ぐために、パンタグラフを2個設けられてます。
 マスコンには京急初のL形ワンハンドルマスコン採用されました。

5.主な履歴
 1979年(昭和54年)にローレル賞を受賞しました。
 1986年(昭和61年)までに132両が製作されました。
 1994年(平成6年)から車体更新が始まりました。
 1995年(平成7年)に3両固定編成も6両固定化されました。
 2011年(平成23年)から廃車が始まりました。
 2016年(平成28年)11月に823編成が旧塗装に塗り替えられました。
 2019年(平成31年)6月に823編成が廃車され、全車廃車となりました。

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