2410系(2414F) 急行 1233列車
大阪線 鶴橋 2006年4月9日撮影

2410系(2415F) 普通
大阪線 鶴橋 2022年11月12日撮影

1.概要
 2400系を基にラインでリアを搭載された車両です。
 現存する形式と編成は下記の通りです。
 ←宇治山田・鳥羽方
 モ2410形(Mc)-ク2510形(Tc)
 モ2410形(Mc)-サ2550形(T)-モ2450(M)-ク2510形(Tc)

2.車体構造
 車体は20m級の構成車体で、扉は片側に両開き式扉が4か所設けられています。
 先頭形状は、中央に貫通扉が設けられ、上部左右にヘッドライト、下部左右にテールライトと標識灯が設けられています。

3.車内設備
 座席はロングシートとなっています。

4.機器類
 制御方式は抵抗制御となっています。
 主電動機は、直流直巻電動機(MB-3110A)となっています。
 駆動装置は、WNドライブとなっています。
 台車は、車体直結ダイヤフラム式空気バネ台車のKD-66系が採用されました。
 ブレーキ装置は、HSC-D電磁直通ブレーキ(発電制動・抑速ブレーキ)となっています。

5.主な履歴
 1968年(昭和43年)に製造されました。
 1979年(昭和54年)より冷房改造されました。
 1984年(昭和59年)に車体更新が行われました。
 1996年(平成8年)に2回目の車体更新が行われました。
 1997年(平成9年)に2811F、2813F、2815FがL/Cカーに改造されました。同時にこの3編成のサ2950形にトイレが設けられました。
 2001年(平成13年)にク2591が廃車され、同形式初の廃車となりました。
 2006年(平成18年)に2411Fが電気検束車「はかるくん」に改造されました。
 2020年(令和2年)にモ2423が伊勢志摩おさかな図鑑に改造されました。

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