260系(261) 842列車
内部線 日永 2009年8月31日撮影

260系(262) 840列車 
内部線 日永 2009年8月31日撮影

260系(262) 1040列車 
内部線 赤堀〜近鉄四日市 2009年8月31日撮影

1.概要
 1982年(昭和57年)に内部・八王子線の近代化のため登場した通勤形電車です。
 形式は四日市向きの制御電動車モ260形と内部・八王子向きのク160形が製造されました。

2.車体構造
 車体は15,000mmの鋼製車体で、出入り口は片開き式扉が片側2カ所に設けられてます。
 運転席付近はやや絞り込まれてます。
 運転席の全面窓は1枚で、傾斜が付けられてます。

3.車内設備
 座席は一人掛けの固定クロスシートが通路を挟んで2列並べられてます。

4.機器類
 制御方式は抵抗制御式で制御器はABF間接自動制御(三菱電機製)が採用されました。
 主電動機は38kWのMB-464AR(三菱電機製)が採用され、駆動方式は吊り掛け駆動式となってます。
 台車は軸バネ式台車でモ260形がKD-219C、ク160形がKD-219Dで何れも近畿車輛製です。
 ブレーキ方式は当初A動作弁による自動空気ブレーキ(AMA-R)が採用されました。

5.主な履歴
 1983年(昭和58年)までの8両が製造されました。
 1994年(平成6年)〜1995年(平成7年)にブレーキ方式を電磁直通ブレーキ(HSC)に変更されました。
 2004年(平成16年)〜2008年(平成20年)にかけて車体塗装をパステルカラーに変更されました。

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