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8400系(8410F) 普通 3972レ
奈良線 石切 2006年4月9日撮影 |
8400系(8356F) 急行 1030レ
奈良線 石切 2006年4月9日撮影 |
8400系(8415F) 普通
奈良線 鶴橋 2016年8月6日撮影 |
1.概要
奈良線の1500V化に伴い、奈良線に導入された通勤型車両です。 現存する形式と編成は下記の通りです。 ←難波方 モ8400形(Mc)-モ8450(M)-ク8300形(Tc) ク8350形(Tc)-モ8400形(M)-モ8450(M)-ク8300形(Tc) 2.車体構造 車体は20m級の構成車体で、扉は片側に両開き式扉が4か所設けられています。 車体下部は絞られています。 先頭形状は、中央に貫通扉が設けられ、上部左右にヘッドライト、下部左右にテールライトと標識灯が設けられています。 3.車内設備 座席はロングシートとなっています。 4.機器類 制御方式は抵抗制御となっています。 主電動機は、145kWの直流直巻電動機(HS-833Krb、MB-3064AC)となっています。 駆動装置は、WNドライブとなっています。 台車は、車体直結ダイヤフラム式空気バネ台車のKD-64、KD-73、KD-76B(電動車)及びKD-64A、KD-73A(付随車)が採用されました。 ブレーキ装置は、HSC-D電磁直通ブレーキ(発電制動・抑速ブレーキ)となっています。 5.主な履歴 1969年(昭和44年)に製造されました。 1976年(昭和51年)に8000系爆破事故車を当形式の中間車として編入されました。 1978年(昭和53年)〜1985年(昭和60年)にかけて冷房改造と3,4両編成に対し回生ブレーキ化(界磁位相制御化)が行われました。 1986年(昭和61年)〜1993年(平成5年)に車体更新が行われました。主に車体内外装交換、車体側面方向幕取付が行われました。 1992年(平成4年)〜1993年(平成5年)にかけて3両編成がワンマン改造されました。 1997年(平成9年)〜2003年(平成15年)に2回目の車体更新(B更新)が行われました。主に車体内外装材の交換、転落防止幌設置が行われました。 2004年(平成16年)に廃車が始まりました。 |
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