3000系(3517F) 空港急行 2162列車
南海本線 新今宮 2019年11月24日撮影

3000系(3517F) 空港急行 2162列車
南海本線 新今宮 2019年11月24日撮影

1.概要
 泉北高速鉄道が100系のマイナーチェンジ車として導入した通勤型電車です。
 2013年(平成25年)より一部の車両が南海電鉄に移籍されました。
 編成は下記の通りです。
 ←難波方
 クハ3500形(Tc1)-モハ3000形(M1)-モハ3000形(M2)-クハ3500形(Tc2)
 モハ3550形(Mc1)-モハ3550形(Mc2)

2.車体構造
 車体は、内部構体が鋼製、外板がステンレスのセミステンレス車体となっています。
 車体長は20mとなっています。
 扉は片側に両開き扉が4扉設けられてます。
 先頭部は貫通扉が設けられました。貫通扉上に行先種別表示器が設けられています。運転席、助手席下にヘッドライトとテールライト兼標識灯が設けられています。
 外板にはブルーとオレンジのラインがカラーフィルムで貼り付けられています。

3.車内設備
 座席はロングシートとなっています。
 照明はLEDに交換されました。

4.機器類
 制御方式は電動カム軸式抵抗制御となっています。
 主電動機は、145kWの直流直巻電動機のMB-3072-Bとなっています。
 駆動装置は、歯車式平行可とう駆動となっています。
 ブレーキ装置は、発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキが採用されました。
 台車は、Sミンデン式のFS-372(電動車)、FS-072(付随車)が採用されました。

5.主な履歴
 2013年(平成25年)9月28日に営業運転が開始されました。

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