7000形(7105F) 8173列車 普通 
天神大牟田線 薬院 2012年7月21日撮影

7050形(7158F) 普通
大牟田線 新栄町 2004年6月6日撮影

7000形(7105F) 8173列車 普通 
天神大牟田線 薬院 2012年7月21日撮影

1.概要
 7000形は、2000年(平成12年)に1000形(元特急車)置き換えのため製造された通勤形電車です。
 7050形は、2003年(平成15年)に600形置き換えのために製造された通勤形電車です。
 編成は下記の通りです。
 ←西鉄福岡・天神
ク7500(Tc)-モ7100(Mc)
ク7550(Tc)-モ7150(Mc)

2.車体構造
 車体は、普通鋼、屋根、床、客室扉はステンレス鋼が採用されました。
 全長は19,500mm、全幅2,716mm、全高4,170mm(制御付随車は4,080mm)となっています。
 7000形の乗降扉は片側に両開き式扉が4カ所、7050形の乗降扉は片側に両開き式扉が3カ所設けられています。
 先頭部は、左右対称のパノラマミックウィンドウが採用され、その周りを黒い縁で覆っています。中央部には貫通扉が設けられました。

3.車内設備
 座席は片持ち式のロングシートが採用されました。
 座面は一人分の座るスペースが解るようなバケット式が採用されています。
 扉間の座席中央付近にはスタンションポールが設けられています。
 連結面付近には車椅子スペースが設けられました。
 7050形は当初から車内にLED案内表示器が設けられ、客室妻面、先頭部、扉上部に設置されています。

4.主な機器類
 制御装置にはIGBT-VVVFインバーター制御が採用されました。
 主電動機は170kWのかご形三相誘導電動機(SEA-385)が採用されました。1台の制御器で3台のモーターを制御する1C3M方式で、先頭から3軸目の車軸には主電動機が装備されておりません。
 台車はボルスタレス台車が採用され、形式は電動車はKW-161A、付随車はKW-162Aとなっています。
 制動方式は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキが採用されました。

5.主な履歴
 2001年(平成13年)2月に天神大牟田線で営業運転開始されました。
 2003年(平成15年)に7050形が製造されました。
 2003年(平成15年)から7000形の車内にLED案内表示器が採用されました。

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