351系
351系 多摩湖線 一橋学園
 多摩湖線の国分寺〜萩山間に残っていた17m級旧型車両で、両端のクモハ351型は1954年(昭和29年)に西武所沢車両初の新造車である元モハ501型です。中間のサハ1311型は元クハ1311型で、その前は旧型国電のクモハ11型でした。
 台車はイコライザー式のTR14A・TR11Aでクモハの制御器はCS5,サハのコンプレッサーはAK−3でした。
 車体は幾度の更新にも関わらずサハ1311型には木製の雨どい、ウインドシルヘッターがあり、一部にはガーランド式のベンチレーターがありました。
 当時、多摩湖線の国分寺駅は60mしかなく20m車は2両編成でしか入ることが出来なかったので、17m級の3両編成が必要だったので、残ることが出来ましたが、国分寺駅の改良と共に姿を消しました。
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