ED45形(ED451+ED455)
三岐線 近鉄富田 2009年4月6日撮影


3715レ ED456+ED45?+タキ
関西本線 富田 2009年4月6日撮影

1.概要
 1954年(昭和29年)に三岐鉄道全線電化に合わせて登場した電気機関車です。

2.車体構造
 車体は構成の12m箱形車体で、両端にデッキがあります。

3.車内設備
 運転席は右側に設置されてます。

4.機器類
 主電動機は142kWのMT40Bを4個搭載してます。
 台車は鋼板組立形が採用されました

5.主な履歴
 1957年(昭和32年)5月に富山地方私鉄デキ19040形として登場した2次車2両は、富山県の有峰ダム建設時のセメント輸送をするために、一時的に富山地方私鉄に在籍してましたが、1960年(昭和35年)工事完成後に予定通り三岐鉄道のED45形に編入されました。
 1962年(昭和37年)1月に輸送量拡大に伴い、3次車2両が増備されました。
 1970年(昭和45年)に全車重連化され、総括運転が可能となりました。
 1978年(昭和53年)11月に東武鉄道のEF5000形よ譲り受けて4次車として竣工しました。
 1986年(昭和61年)にATS機器が取り付けられました。
 1987年(昭和62年)から順次、東武鉄道ED5010形の台車(DTH57)を譲り受けて、鋼板組立形の台車と交換しました。
 1991年(平成3年)11月に東武鉄道の5060形(5069,5070)を譲り受けましたが、改造途中で景気後退による輸送量減少により必要なくなったため、改造途中で5069は廃車に、5070形は長年保管されました。
 2000年(平成12年)に中部国際空港建設に伴う埋め立て用土砂輸送のため、長年保管されていた元東武鉄道ED5060形(5070)を改造してED45形(ED459)として編入しました。

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