8918編成
80000形(80016F) 普通 712運用 85列車
新京成電鉄 薬師台〜前原 2020年4月21日撮影

80000形(80016F) 普通 712運用 85列車
新京成電鉄 薬師台〜前原 2020年4月21日撮影

1.概要
 2019年(令和元年)に登場した通勤形車両です。

2.車体構造
 車体は18mでオールステンレスで、日車式ブロック工法が採用されました。片側に両開き扉が3カ所設けられ、側窓は車端部は固定窓で、扉間は幅が狭い固定窓と一段下降式窓の組み合わせとなっています。
 先頭部は、京成3100形と同様に下方に絞り込んだシャープなデザインとなり前照灯はLEDが採用され独特なデザインとなっています。
 外板にはピンク色と白色の帯が施されています。

3.車内設備
 座席は車端部は5人掛け(先頭者車椅子スペース横は5人掛け)、扉間は8人掛け(中間車フリースペース横は2人掛け)のロングシートが採用されました。
 先頭者運転席後ろ側に車椅子スペース、各中間車車端部1か所にフリースペースが設けられています。
 防犯カメラは1両あたり3台設けられています。
 車内案内表示器として、17インチのLCDを各乗降扉につき2台設けられています。
 車内の環境改善としてプラズマクラスターイオン発生装置が設けられています。
 車内照明はLEDが採用されました。

4.機器類
 制御装置は三菱電機製のフルSiC-MOSFET素子VVVFインバーター制御(MAP-168-15V331)が採用され、1C4M2群制御で155kWの主電動機(全閉式三相かご形誘導電動機)を制御します。
 ブレーキは回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキが採用され、回生ブレーキは純電気ブレーキが採用されてます。
 駆動方式はTD平行カルダン駆動方式が採用されました。
 台車はボルスタ付モノリンク式台車が採用され、電動車がFS-538M、付随車がFS-583Tとなっています。

5.主な履歴
 2019年(令和元年)12月27日に営業運転が開始されました。

←戻る TOP 掲示板