12101F
12000系(12101F) 58運行 6757列車 各停
いずみ野線 ゆめが丘 2019年5月3日

12000系(12104F) 各停 146M
12000系(12103F) 各停 141M
横須賀線 武蔵小杉 2019年12月1日撮影

1.概要
 2019年(平成31年)にJRへの相互直通運転用に登場した車両です。
 編成は下記の通りとなります。
←横浜・新宿                                                                      海老名・湘南台→
 クハ12100(Tc2)−モハ12200(M6)−モハ12300(M5)−モハ12400(M4)−モハ12500(M3)−サハ12600(T2)−サハ12700(T1)−モハ12800(M2)−モハ12900(M1)−クハ12000(Tc1)

2.車体構造
 車体は、先頭部を除きステンレス鋼(総合車両所のSustinaS24)が採用されました。
 車体幅は、11000系に準じ2,950mmの幅広車体が採用されました。
 車体長は全長20mで、乗降扉は片側に両開き式扉が4カ所設けられています。

3.車内設備
 座席はロングシートとなっています。優先席と車端部の一般席に20000系と比べ座面を30o高くしたユニバーサルデザインシート(座る・立つという動作による身体的負担を軽減したシート)が採用されました。
 各車両に車椅子やベビーカーが利できるフリースペースが設けられています。
 乗降扉上部に案内表示用と広告用の17インチLCDが2台設けられました。
 照明は調色調光式LED照明が採用されました。
 その他、空気清浄機やWi-Fi接続サービス設備が設けられています。

4.機器類
 制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御が採用されました。1個のインバーターで4台の電動機を制御するユニットを2群備える1C4M2群方式で、M1、M3、M5に各1台搭載しています。
 主電動機は、出力140kWの自己通風型冷却式三相かご形誘導電動機(ST-MT75)が採用されました。
 制動装置は応荷重装置付き回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキが採用されました。
 駆動装置は、TD継手式平衡カルダンが採用されました。
 台車は軸梁式ボルスタレス台車(電動車:ST-DT71A-1、付随車:ST-TR255A-1)が採用されました。

5.主な履歴
 2019年(平成31年)4月20日に営業運転が開始されました。
 2019年(令和元年)11月30日にJR線への乗り入れが開始されました。
 2019年(令和元年)度にグッドデザイン賞を受賞しました。

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