3050系(3060) 
本線 山陽塩屋 2021年10月16日撮影

3050系(3070) 
本線 播磨 2015年12月6日撮影

3050系(3066編成) 普通
本線 山陽塩屋 2021年10月16日撮影

1.概要
 サービス向上のため冷房付きで登場した車両です。
編成は下記のとおりです。
←神戸三宮             山陽姫路→
 クモハ3050(M'c)−モハ3050(M)−クハ3630(Tc)
 クモハ3050(M'c)−モハ3050(M)−サハ3530(T)−クハ3630(Tc)

2.車体構造
 車体は19m級のアルミ車体及び鋼製車体で、片側に両開き扉が3か所設けられています。
 先頭部中央に貫通扉が設けられ、貫通扉の上部にヘッドライトが設けられています。貫通扉窓下に行先表示器と種別表示器が設けられています。
 先頭部左右の窓は、パノラミックウィンドウが採用され、上部左右にテールライト兼標識灯が設けられています。

3.車内設備
 座席は、ロングシートとなっています。

4.機器類
 制御装置は、抵抗制御(KMC-201)となっています。
 主電動機は、125kWの直流直巻き電動機(MB-3020S)となっています。
 制動方式は、発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ(HSC-D)となっています。
 駆動方式はWN駆動方式となっています。
 台車はKW-3(電動車)、KW-4(制御車)となっています。

5.主な履歴
 1972年(昭和47年)に1次車が鋼製車4両編成で登場しました。
 1973年(昭和48年)に3次車が鋼製車4両編成で登場しました。台車は空気バネ台車のKW-15(電動車)、KW-16(制御車)に変更されました。同年に4両編成2本が製造されましたが、その後オイルショックによりしばらく製造が中止されました。
 1977年(昭和52年)に3次車の製造が再開されましたが、4両編成の需要がないので3両編成が製造されました。
 1981年(昭和56年)に4次車としてアルミ試作車(クモハ3066,モハ3067)としてされました。クハは鋼製車体となりました。
 1981年(昭和56年)に5次車としてアルミ車4両編成が製造されました。
 1985年(昭和60年)に6次車としてアルミ車3両編成が製造されました。
 2010年(平成22年)よりリフレッシュ工事が始まりました。
 2019年(令和元年)に6000系4両編成投入に伴い廃車が始まりました。。

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