1720
1720系 伊勢崎線 浅草
 1960年(昭和35年)当時の国鉄の日光方面の準急に対応すべく登場した特急専用車両です。
 前面は国鉄の151系を意識したボンネットスタイルになり、1100mmのシートピッチを持つリクライニングシート、間通路に自動ドア、ジュークボックス付きのサロン室を設けるなど当時としては豪華な設備を設けていたので、デラックスロマンスカー(DRC)と言う名前を持っている。
 オールM車の6両固定編成で、モータ出力75kW、台車はSミンデンタイプのTRS-67M(FS-370)に統一されたが、1721〜1751編成は当初アルストムタイプTRS-60M(FS334B)をはいていたが、高速時の乗り心地が悪いため1967年(昭和42年)から翌年にかけてSミンデンタイプのTRS-67M(FS-370)に取り替えられた。アルストムタイプTRS-60M(FS334B)は2000系の一部に流用された。
←戻る