津軽21形(101+102) 普通 7列車
芦野公園 2017年5月1日撮影

津軽21形(103+104) 普通 10列車 
津軽鉄道 芦野公園 2017年5月1日撮影

1.概要
 1996年(平成8年)に29年ぶりの新造車として登場しました。
 金木町出身の太宰治にちなんで「走れメロス」の愛称がつけられています。

2.車体構造
 車体は18m級の鋼製車体で、片側に片扉式扉が2か所設けられています。
 前面は貫通扉が設けられ増結時に貫通幌を接続することにより通り抜けができるようになっています。
 側窓は大型の固定窓が設けられています。
 外販塗装はオレンジを基調にモスグリーンの装飾帯が設けられています。窓周りは黒色になっています。

3.車内設備
 座席は中央に10組のボックスシートと車端部にロングシートが設けられたセミクロスシート構成となっています。
 ワンマン運転対応のためワンマン設備が設けられています。

4.機器類
 エンジンは、新潟鐵工所のDMF13HZ(330ps)を1基搭載されています。
 変速機は液体変速機のTACN-22-1619が採用されました。
 台車は、インダイレクトマウントの空気バネ式台車が採用され、動台車がNP126-2、従台車がNP126T-2となっています。
 制動装置は、自動空気ブレーキのDE1A、駐車ブレーキは保安ブレーキ兼用の電気指令式が設けられています。

5.主な履歴
 1996年(平成8年)11月18日より営業運転が開始されました。
 2000年(平成12年)に3両増備され、計5両体制となりました。

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