306F
300系(306F) 02運用 各停
松原〜下高井戸 2018年5月5撮影

308F
300系(306F) 07運用 各停
松原〜下高井戸 2018年5月5撮影

300系(303F) 03運用 各停
松原〜下高井戸 2018年5月5撮影

1.概要
 世田谷線で活躍していた旧型車両の70形80形150形を置き換えるのと世田谷線のあバリアフリー化のために製造された車両です。

2.車体構造
 車体はセミステンレスが採用されましたが、腐食しやすい部分は極力ステンレス鋼となっております。
 2両を一つにした連接構造となっております。
 扉は1両あたり片側に両開き式のプラグドアが2か所設けられています。
 前面は傾斜のついた1枚ガラスで側面の視認性確保のため前面ガラスを回り込ませています。
 側面窓は下段が大型固定式、上段が内開き式となっております。

3.車内設備
 座席は線路方向に座る形の1人掛けのシートが設置されております。
 各車両に車椅子スペースを設け、その部分の座席は折り畳み式となっています。
 案内表示器は運転席後方と車内妻面上部に2段式のLED案内表示器が設けられています。

4.機器類
 制御装置は2レベルのIGBT-VVVFインバーター制御装置が採用されました。
 主電動機は60kWの三相かご形誘導電動機が採用されました。
 制動方式は、回生ブレーキ・発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ方式(HRDA-2)が採用されました。
 駆動方式はTD継手式中実軸平行カルダン式が採用されました。

5.主な履歴
 1999年(平成11)7月11日より営業運転を開始しました。
 2001年(平成13)2月11日より全編成が300系に置き換わりました。

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