2000形(2011F) 空港快速
東京モノレール羽田空港線 羽田空港第3ターミナル 2017年1月4日撮影

2000形(2011F) 空港快速
東京モノレール羽田空港線 羽田空港第3ターミナル 2017年1月4日撮影

1.概要
 1997年(平成9年)に羽田空港第2ターミナル延伸と700形、800形置き換えのため、6両固定編成で登場した車両です。
 編成は下記のとおりです。
 ←浜松町                     羽田空港第2ターミナル→
 2000(Tc)−2000(M)−2000(M)−2000(M)−2000(M)−2000(Tc)

2.車体構造
 車体にはアルミニウム合金が採用されました。
 扉は片側に両開き式扉が2カ所となっています。
 先頭部は傾斜したスタイルで、正面の非常扉は向かって左側に設けられています。ヘッドライトは窓下両サイドに計2灯、テールライトは窓下両サイドに計2灯、行先表示器は運転席上部に設けられています。
 側窓は、固定窓となっています。ただし、連結面付近の窓は上部1/3が内側に開く構造となっております。
 外装塗装は、登場時は白地に赤帯、青帯が施されました。

3.車内設備
 座席は、扉間は片側がボックスシート、片側がロングシートとなっています。車端部は窓側に一人掛けシート、連結面のタイヤハウス上はロングシートが窓方向に向いてます。運転席後方のタイヤハウス上は2人掛けの運転席側に向いた固定シートが設けられて前方の展望ができるようになっています。

4.機器類
 制御装置は、IGBT-VVVFインバーター制御が採用されました。
 主電動機は、100kWの三相かご形誘導電動機が採用されました。
 駆動方式は、2段原則式直角カルダン駆動方式となっています。
 制動装置は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキとなっています。
 台車は跨座式2軸ボギー台車となっています。

5.主な履歴
 1997年(平成9年)8月7日に営業開始されました。
 2002年(平成14年)に第4編成(2041F)が製造され全編成が出そろいました。
 2015年(平成27年)に外板塗装が変更されました。

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