1000系(1111F) 普通
中央大学・明星大学 2019年(平成31年)5月1日撮影 |
1000系(1101F) 普通
中央大学・明星大学 2019年(平成31年)5月1日撮影 |
1.概要
1998年(平成10年)11月27日に立川北〜上北台間開業に伴い、4両編成で製造された車両です。 編成は下記のとおりです。 ←多摩センター 上北台→ 1100(Mc1)−1200(M2)−1300(M3)−1400(Mc2) 2.車体構造 車体にはアルミニウム合金が採用されました。 扉は片側に両開き式扉が2カ所となっています。 正面形状は、折妻式で非常扉はセンターに設けられています。ヘッドライトは窓下両サイドに計4灯、テールライトは窓下両サイドに計2灯、行先表示器は非常用扉の上部に設けられています。 側窓は、上部1/3が内側に開く構造となっております。ただし、車端部は固定窓となっています。戸袋にも窓が設けられています。 外装帯は、側面扉間にオレンジ、薄いオレンジ、黄色のグラデーション帯が施されています。前面は黒一色でしたが、後に車体側面と同じ帯が設けられました。それ以外はアルミ無塗装となっています。 ラッピング車両は上記の帯が施されてない車両もあります。 3.車内設備 座席は当初、戸袋部と車端部がロングシート、扉間戸袋部意外と運転席後方は固定式ボックスシートのセミクロスシートとなっていました。その後、混雑緩和のため、ロングシートに変更されました。 扉上部にLEDランプ式路線図型案内表示器が千鳥配置で設けられていましたが、後に横長のLCD案内表示器に変更されました。 4.機器類 制御装置はIGBT-VVVFインバーター制御となっています。 主電動機は105kWのかご形三相誘導電動機となっています。 駆動方式はTD継手式直角駆動方式となっています。 制動装置は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキとなっています。 台車は鋼板溶接構造2軸ボギーボルスタレス台車となっています。 5.主な履歴 1998年(平成10年)11月27に日立川北〜上北台間で営業運転が開始されました。 2000年(平成12年)1月10日に多摩センター〜立川北間が開業し、全線で営業運転が開始されました。 2004年(平成16年)〜2016年(平成28年)にかけて混雑緩和のため、運転席後ろ以外ロングシート化が行われました。また同時に先頭オレンジ帯追加と行先表示器3色LED化が行われました。その後行先表示器は全てフルカラーLEDへ交換されました。 2005年(平成17年)に輸送力増強のため1116Fが増備されました。 2013年(平成25年)〜2016年(平成28年)にかけて車内案内表示器を3色LEDからフルカラーLEDへ変更し、4か国語(日本語、英語、中国語、韓国語)表示が行われました。 2014年(平成26年)より車内照明がLED化されました。 |
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