TX-1000系(1104F) 5298列車 普通
つくばエクスプレス 南流山〜流山セントラルパーク 2005年11月23日撮影

TX-1000系(1112F) 5308列車 普通
つくばエクスプレス 八潮 2008年8月14日撮影

TX-1000系(1114F) 5300列車 各停
つくばエクスプレス 北千住 2008年8月14日撮影

1.概要
 2003年(平成15年)3月に製造された直流区間専用の通勤車両です。
 形式はTX-1100形(CT1)、TX-1200形(M1)、TX-1300形(T')、TX-1400形(M1')、TX-1500形(M2')、TX-1600形(CT2)が用意され、3M3Tの6両編成を組成してます。

2.車体構造
 車体はアルミ合金製ダブルスキン構造の20m車体で、片側に両開き式扉が4扉設けられてます。

3.車内設備
 座席はロングシートで、車椅子スペースはTX-1200形とTX-1500形にそれぞれ1箇所ずつ編成の中心側車端部に設けられてます。
 客室内の扉上部に列車位置表示が出来る路線図と、LED式案内表示器を交互に設けられてます。

4.機器類
 制御装置は2レベルPWM方式のIGBT-VVVFインバーター制御が採用されました。主電動機は190kWの3相かご形誘導電動機(SEA-397)が採用されてます。
 台車はヨーダンパ付ボルスタレス台車で、川崎重工製のKW167形(電動車)とKW168形(付随車)が採用されました。
 ブレーキ装置は全電気ブレーキ付回生ブレーキ併用電機指令式空気ブレーキ(応荷重付)が採用されました。
 信号保安装置は高周波連続誘導式のCS-ATCが採用され、運転方式はATC現時コードに追従したATOによるワンマン運転を行ってます。

5.主な履歴
2003年(平成15年)3月に先行試作車6両編成×1編成が納入されました。
2004年(平成16年)3月〜2005年1月にかけて量産車6両編成×13編成が納入されました。

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