TX-2000系(2152F) 3040列車 普通
つくばエクスプレス 北千住 2008年8月14日撮影

TX-2000系(2152F) 3040列車 普通
つくばエクスプレス 北千住 2008年8月14日撮影

TX-2000系(2152F) 3040列車 普通
つくばエクスプレス 北千住 2008年8月14日撮影

1.概要
 2003年(平成15年)3月に製造された交直両用の通勤車両です。
 形式はTX-2100形(CT1)、TX-2200形(M1)、TX-2300形(M2)、TX-2400形(M1')、TX-2500形(M2')、TX-2600形(CT2)が用意され、4M2Tの6両編成を組成してます。

2.車体構造
 車体はアルミ合金製ダブルスキン構造の20m車体で、片側に両開き式扉が4扉設けられてます。

3.車内設備
 座席は基本的にロングシートですがTX-2300形、TX-2400形の扉間にボックスシートが1組ずつ設けられ、通路側の席には収納式テーブルが装備されてます。車椅子スペースはTX-2200形とTX-2500形にそれぞれ1箇所ずつ編成の中心側車端部に設けられてます。車内では無線LANが使用できるようになってます。
 客室内の扉上部に列車位置表示が出来る路線図と、LED式案内表示器を交互に設けられてます。

4.機器類
 制御装置は2レベルPWM方式のIGBT-VVVFインバーター制御が採用されました。主電動機は190kWの3相かご形誘導電動機(SEA-397)が採用されてます。
 台車はヨーダンパ付ボルスタレス台車で、川崎重工製のKW167形(電動車)とKW168形(付随車)が採用されました。
 ブレーキ装置は全電気ブレーキ付回生ブレーキ併用電機指令式空気ブレーキ(応荷重付)が採用されました。
 信号保安装置は高周波連続誘導式のCS-ATCが採用され、運転方式はATC現時コードに追従したATOによるワンマン運転を行ってます。
 交流/直流の自動切り替え機能が設けられてます。

5.主な履歴
2003年(平成15年)3月に先行試作車6両編成×1編成が納入されました。
2004年(平成16年)1月〜2005年7月にかけて量産車6両編成×15編成が納入されました。
2005年(平成17年)8月24日開業日〜2006年(平成18年)7月31日まで車内無線LANの接続トライアルが行われました。
2006年(平成18年)8月24日より無線LANの共用が開始されました。
2008年(平成20年)に6両編成×4本が増備されました。

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