1000形(1101F) 普通
ゆいレール 那覇空港 2003年8月10日撮影 |
1000形(1104F) 普通
ゆいレール 那覇空港 2023年2月12日撮影 京急ラッピング |
1000形(1108F) 普通
ゆいレール 浦添前田〜てだこ浦西 2023年6月10日撮影 |
1000形(1113F) 普通
ゆいレール 那覇空港 2023年2月12日撮影 三協アルミラッピング |
1000形(1116F) 普通
ゆいレール てだこ浦西 2023年9月16日撮影 ピカチュウラッピング |
1000形(1132F) 普通
ゆいレール 浦添前田〜てだこ浦西 2023年10月28日撮影 3両編成 |
1000形(1132F) 普通
ゆいレール 浦添前田〜てだこ浦西 2323年10月28日撮影 3両編成 |
1.概要
2003年(平成15年)8月10日に那覇空港〜首里間開業に伴い、2両編成で製造された車両です。 沖縄県唯一の軌道系交通として整備され、2019年(令和元年)10月1日には首里〜てだこ浦西間が開業し、さらに増備されました。 ←那覇空港 てだこ浦西→ 1100(Mc1)−1200(Mc2) 1100(Mc1)−1300(M)−1200(Mc2) 2.車体構造 車体にはアルミニウム合金が採用されました。 扉は片側に両開き式扉が2カ所となっています。 正面形状は、丸みを帯びた形状となり非常用貫通扉が正面から見て右側にオフセットされています。 側窓は、上部1/3が内側に開く構造となっております。ただし、車椅子スペースがある位置の窓は下端が高くなり、固定式となっています。 外装帯は、首里城をイメージした赤色と袖部に黒色のラインが入っています。試作車はアルミ地むき出しでしたが、溶接部が目立つため量産車からは塗装されました。(試作車も後に塗装済み) 後に灰色ラッピングや、企業と連携した宣伝ラッピングなど施された車両もあります。 3.車内設備 座席はロングシートとなっています。ただし、運転台後方の席は前面展望できるように運転席方向に向いてます。 扉間の座席は12人掛けのロングシートとなっています。 車端部に荷物置き場が設けられています。 那覇空港方車端部片側に車椅子スペースが設けられています。 扉上部にLEDランプ式路線図型案内表示器が千鳥配置で設けられていましたが、後に横長のLCD案内表示器に変更されました。 4.機器類 制御装置はIGBT-VVVFインバーター制御となっています。 主電動機は100kWのかご形三相誘導電動機となっています。 駆動方式はTD継手式2段減速直角駆動方式となっています。 制動装置は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(応荷重装置付き)となっています。 台車は鋼板溶接構造2軸ボギーボルスタレス台車となっています。 5.主な履歴 2001年(平成13年)に試作車1編成(1101F)が製造され、部分区間で試運転が行われました。 2002年(平成14年)より量産車が製造され、全線試運転が行われました。この車両から外板塗装が行われました。試作車につても量産車と同じ仕様に変更されました。 2003年(平成15年)8月10日より12編成で営業運転が開始されました。 2009年(平成21年)に1編成(1113F)が増備されました。 主な変更点は下記のとおりです。 ・ロングシートに手すり増加 ・つり革増設 ・優先席のつり革と10cm低くした ・貫通ロに透明の貫通扉を設置 2016年(平成28年)度にてだこ浦西延長開業用に1編成(1114F)が増備されました。 主な変更点は下記のとおりです。 ・前面貫通扉部に手すりが設けられ、前照灯は白色LEDに変更 ・側面窓の上下寸法を縮小し、下端の位置を高くした ・扉間座席を12人掛けから10人掛けに変更し扉周辺のスペースを広げた ・座席を窓側にオフセットし、通路幅を広げた。座席背もたれは一体型に変更 ・扉と座席の間に袖仕切りを設置 ・扉に開扉予告灯を設置 ・車内案内表示器を横長型のLCDに変更 2017年(平成29年)度にてだこ浦西延長開業用に5編成(1115〜19F)が増備されました。 2020年(令和2年)度に輸送力増強用として2編成(1120〜21F)が増備されました。 2022年(令和4年)度に3両編成化として2編成(1131〜32F)が増備されました。 主な変更点は下記のとおりです。 ・窓ガラスを熱戦吸収ガラスに変更 ・網棚をパイプ状に変更 ・スーツケース置き場を車端部に新設し、優先席を中央に移設 ・案内表示器のLCDを大型化 ・車椅子スペースにマーキングを目立つものに変更 ・貫通扉ドアノブ大型化 ・車外側面行先表示器(フルカラーLED)設置 ・車外スピーカー設置 ・連結器上部に足掛け設置 ・車両番号10の桁を30番台に設定 |
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