定本・熱海殺人事件
「熱海殺人事件」初演時の台本を元に上演。
(銀座みゆき劇場 00.2.9〜13)
木村伝部衛: 近田和生
熊田留吉: 青羽剛
片桐ハナ子(A・9,12,13日): 渡辺美佐
片桐ハナ子(B・10,11日): 栗林綾子
大山金太郎: 田中完
あらすじ:
熱海の海岸で殺人事件が発生。
しかし、被害者も死体発見の状況も犯人もあまりに「お粗末」なこの事件。
それに我慢がならない木村刑事らは、犯人・大山金太郎を「どこに出しても恥ずかしくない立派な犯人」に仕立て上げるべく、事件を脚色しはじめるが…
感想:
つかこうへい氏作の有名すぎるこの作品。
いろいろなバージョンが上演されていますが、実は見るのははじめてでした。(しかも当日券で見た^^;)
ちいさい劇場なのに音が大きい!というのが第一印象。でもセリフ聞こえないよ〜と思っていたのは最初だけ。
各出演者さんがハイテンションでとばすとばす。
とにかく笑い(というよりは楽しんでもらおうという姿勢?)をとろうという意気込みはすごかった。
なんかスピードで押し切られたと言う感じでした(笑)…悪趣味ともいえるオチに苦笑しながらも圧倒されてしまいました。