私はきたのじゅんこさんが好きだ!
きたのじゅんこさんとは??
今も『詩とメルヘン』で描いてらかっしゃるのかは不明だが、その昔(?)その雑誌でイラストを描かれていた方です。小説の表紙の絵に使われたりする事もあるので、何処かで見た事があるかもしれません。
きたのさんとの出会いは高校生の時、学校の図書館の閲覧室に置いてあった『詩とメルヘン』を手に取った事から始まりました。
当初は“詩”を読むために手に取った本でしたが、いつしかその挿絵として使われているきたのさんのイラストに心惹かれるモノを感じました。
そしてきたのさんの個展に足を運びました。やはり原画は綺麗で、ため息の嵐! 1枚1枚時間を掛けて拝見しました。
丁度きたのさん本人もいらした時で、販売していた画集にサインを入れて頂き、更に「何で描かれてるんですか?」との質問もさせて頂きました。
「水彩色鉛筆とイラストボートで描きます」と教えてくださり、その帰りに画材屋に寄ったのは言うまでもありません。そして5色の色鉛筆を購入し、家に帰って早速チャレンジ! が、しかし、どうやってもきたのさんのように美しく描けません…‥。(この時のイラストは絵画の部屋にて紹介しております…‥。)
それからは無謀な賭(描け?)はしないようにして、きたのさんのイラストを見て、心を泳がす事にしました。
絵を言葉で表現するにはとても無理があるのですが…‥。
なんと表現すれば良いのだろうか…‥…‥しばし考える。い、いかん!良い表現が思いつかない…‥。
“綺麗!”とか“幻想の世界”と一言では片付けられないし。
“ファンタジーの世界に遊ぶ、無邪気な天使たちの笑顔”…‥?? う〜、表現仕切れてない…‥。優しいタッチで、見てると和む感じがするし…‥。やはり表現するのは難しい…‥。こんな紹介の仕方では全然きたのさんの絵の素晴らしさを伝えられないのは分かっているのですが、すみません…‥。
最近はカラフルな色使いになってきた気がしますが、前はわりと一色の濃淡での世界が多くて実はこっちの方が好きでした。グレーならグレーっぽい色を使い分け濃淡を出す。その幻想の世界にすーっと奥深く吸い込まれていくような感覚がして好きです。(分からんて?)
かなり突っ走って(?)、画集をはじめ、挿絵に使われている詩集、便箋、パズルと、きたのさんの作品が載ってる物を集めていた時期がありました。今も名残で(?)部屋に1枚絵が飾ってあります。
ここで唐突に、独断と偏見のお気に入りベスト3!(ってもなかなか決めにくいが…‥)
ベスト3『木精-こだま-』(かなりシブイぞっ、これは)
ベスト2『恒星』(3人の星の守護神(?))
ベスト1『パピヨン』(幻想の森へ…‥)
私は自分で描く絵の中では、基本的に人は描きません。(何故なのだろう…‥?)
自分にないモノを求めているのかも…‥と、思ったりします。優しい瞳の子供たち、妖精たちなど、自分では決して表現出来ない、きたのさんの描かれる世界の繊細さに惹かれているのかもしれません。
きたのさんの表現する世界は憧れです。
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