玉 緒

Tamao


 1月14日、“玉緒”のライブを観にいきました。何回かメンバーチェンジを行い、どんどんとパワーアップして今ノリにノッている!という感じです。
 “玉緒”の前の“大陸”というバンドからチョコチョコとカメラでライブを撮ったり、ビデオで撮影したりとお手伝いをしていた私ですが、最近無罪放免になり、すっかりこの頃は一般の客として観ています。カメラ班(?)をしていた時は大体ライブハウスの後ろにビデオを据え置き撮影、写真の場合はちょこまかと動き回って撮っていました。でも、先日は珍しく一番前に座ってじっくりと見る事にしました。

 編成はドラム、ベース、ギター、キーボード、ボーカル。スタートはインストルメンタルの曲で先生はまだ出てきません。しかし! 始まった途端私はドラムのゆかりさん(♂)さんに釘付け。元々ドラムを叩いていたので、どうしても目がドラムに行ってしまうのはいつもの事ではあったんですが。こんなのは初めてだ!という音でした。音というか、確かにスネアドラムの音はとても私好みの音をしていて“あっいいな、この音”と思っていましたが、それよりも何よりもとにかく音の振動が目に響く(?)。こんな音が痛い、と思った事はありませんでした。こう言って理解してもらえるか分かりませんが、本当に目に痛いドラムの音でした。ゆかりさんがカウントを出し、1発目シンバルやタムを叩くと、音が目に飛び込んでくる感じで目をどうしてもつぶってしまうのです。自分でも“何んっじゃ?こりゃ!?”と困惑していた程でした。距離にして3メートル位でしょうか。普段なら先生(ボーカルが)が歌い出すとそっちに目が行くのに、今回はどうしてもゆかりさんから目が離せませんでした。吸い込まれる様に。こんなに瞬きを多くする事もあるまいって感じです。
 この日のライブは2部構成。2部ではスペシャルゲストでピアノの佐藤ヒロシさんとギターのタメちゃんさん。その後は先生のお友達でもある涼子さんとアミさんがコーラスで参加。その時、涼子さんがゆかりさんの前に立ちました。すると、ドラムの痛さはこれっぽっちも感じません。やはり音の響きがダイレクトに飛んできた、という事なのでしょうか? 遮る物があるとこうも違うのか?と実感しました。涼子さんたちも退散し、本来の編成に戻った時、涼子さんが譜面台に譜面を置いたままにしてあり、やっぱりそのせいか音は痛くありませんでした。
 この日のライブはとにかく“ドラムにヤラれた”という感じでした。


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