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2000/7/15 (Sat) −巨人戦、ここまでして・・・−


修です。

みんなでドームの巨人戦に行ってきました。と聞くと皆さん、「すごーい」「プラチナチケット!」と思いますよね。でも、今回の観戦には、聞くも涙 語るも涙の物語があります。


2000年春

事の発端は、この春のY新聞の営業おじさん。「Y新聞を3ヶ月取ってくれたら巨人戦のチケット持ってくるよ!」。巨人ファンの洋子はドームに行きたくてたまりません。侃侃諤諤(かんかんがくがく)の議論の末、娯楽費としてY新聞を3ヶ月だけ取ることにしました。

2000年6月

6月になって、約束通り土曜日(7/15)のドーム球場、外野自由席をちゃんと5枚持ってきたのでした。「なかなかやるじゃん」というのがその時の感想です。

2000年7月8日

問題が発覚したのは、7/15の1週間ほど前のこと。洋子の父がたまたまドームの側を通りかかった時、沢山の人が座り込んで並んでいたので、幾人かに聞いてみたとのこと。すると「外野自由席で座ろうと思ったら前夜から並ばなきゃダメだよ」。
「なんじゃそれは。そんなチケットを寄越したのか!?」私は怒り爆発です。なお、当日適当な時間に行くと入るには入れても立ち見席(と云っても通路なのでなんとも寂しい感じ)になるのだとか。

というところで、「たかが野球のために、一晩並ぶのなんてヤーダヨ」「行くのやめちゃおう!」とも考えたのですが、前日の金曜日、たまたま私は飲み会が二つも入ったので、「まぁ夏だから酔っ払ってゴザで寝るのもいいかぁ」という気にもなってきました。家族みんなの無責任な「がんばって!」の声に押されて結局は前夜から並ぶことにしました。

2000年7月14日(金曜日) 夜

金曜日、楽しい飲み会が二つ続き、予定通り結構飲むことができました。これならぐっすり寝れそうです。で、洋子の実家で着替えさせてもらい、ドームに着いたのが AM 1:00前。すると・・・

既に、球場の回りを取り巻く凄い人人人。寝ている人、座り込んでビールを呑んでいる人。みんないかにも慣れた雰囲気で過ごしています。警備員も当たり前のように対応していて、一番後ろはあちらです!という感じ。で、よくよく聞くとこの列は、土曜日発売の前売券(8月の試合)で並んでいる人たちでした。「なぁんだ」。でも日にち別に凄い列でした。並んでいる様子はこちら(翌朝撮ったものです)

で、私の並ぶべき土曜日の外野自由席は?と。入り口の前には貼り紙があり「青少年の何とかの為、AM 6:00までは並ばないで下さい!」と。「なぁんだ。AM 6:00に来なおそう!」と考えて ガードマンに聞くと言い難そうに「下の公園で並んでいます」。 ・・・でいくと、球場から地下鉄後楽園駅側に行く道を左に折れたところで、なぜか球場から100bくらい離れたところから歩道で寝る人達。シートをひいてウォークマンを聞きながらゴロゴロしています。その一番後ろに行って私もシートをひいてゴロゴロと。

7月15日未明

この列は結構若い人が多かったです。大学生くらいの若者、金曜日も野球を見た来たと思われるお姉ちゃん3人組み。こいつらが夜中ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。高橋ヨシノリのファンらしいのですが、夜中に突然奇声を発したり常識の無い方々でした。となりのおにいちゃんはタバコをプカプカ。人の顔に煙が来るし・・・。結構いらいらしましたが、山でビバークをしたような気分でウトウトしました。

朝、地下鉄が走り出す時刻になると人の列はずーっと長くなりました。なお、数えながら歩いていたお兄ちゃんによると、私は62番目でした。朝5:50くらいになるとみんな立ち上がって動く支度を始めます。私も見習って片付け立って次の動きを待ちました。

7月15日 AM 6:00

すると、6:00にゾロゾロと、その順番を保ちながら球場の入り口に向かいます。で、その順番通りに柵に従ってならびました。で、自分のシートを敷くのですが、先頭のお兄さんたちは、長さ20b分くらいのシートをきっちりと敷きました。その他はマチマチでしたが、普通のシートを敷く人、新聞紙を敷く人。一様にガムテープでそのシートがはがれないようにペタペタ始めました。私はガムテープの用意がありませんでしたが、となりのお兄ちゃんにもらって貼りました。私で、5列目。普通に考えれば 300人目くらいでしたので、十分に座れる位置を確保した感じです。ホッとまずは責任を果たした気になりました。なお、後で分かったのですが、外野自由席は巨人側、ビジター側とも750席ずつしか無いとのこと。
警備員が「開門の1時間前には必ず戻って下さい!」と連呼する中、列を離れました。なお、この日の開門は15:30。よって、14:30集合ということで、家にも連絡し、私は、会社に少し寄って残務を果たし、その後洋子の実家で仮眠 となりました。

7月15日横浜

さて、横浜の3人も大変な思いをしていました。この土曜日は小学校があるので、普通に帰宅すると13:00過ぎ。これでは14:30後楽園はギリギリなので、「終わったらすぐに帰ってきなさい!」との指示。実際朗大は全速力で走って帰ってきたのだとか。遥とは駅で会いそのままランドセルはコインロッカーに預けて電車に乗ってやってきました。14:00過ぎ 無事到着。みんなそろってお弁当。

7月15日15:30

14:30になっても別に点呼を取るわけではなく、列に並びます。それから小一時間、シートをたたんで立って待ちました。そんなに暑くない日でしたが暑かったら大変でしょう。ところで、先頭で20bのシートを広げた応援団さんは、なんやら分からん団体さんがぞろぞろぞろぞろ入ってきて、そこに何十人という単位でグループが割り込んで行きます。シートの面積分は人が詰め込める(割り込める)という論理のようです。おじさん、おばさん、おねえさん、おにいさんと色んな人がそこに割り込んでいました。何やらその中でだけ通じる整理券もあるみたい。
いよいよ15:30。列が動き始めました。で、子供達はじいちゃんにゆっくりと連れてきてもらうということで、洋子と私はダッシュしました。ところが・・・

ライト側の外野席に着くと、座席の上には見事にブルーのシートが敷かれています。順次走って空いているところを探しに行きますが、新聞がざっと置いてあったりして空き席はありません。ありゃりゃ。

で、少し慣れてくると、連続で敷かれたシートとシートの合間に一つの席を見つけました。で、まず一つ確保。一列後ろで同じように確保。不思議なことにシートを敷いた人たちは、そこにいたりいなかったり。即ち誰が敷いたかわからない席も沢山あります。そのウチ、人が徐々に増えてきて、「ここ本当に全部座るの〜?」とか、「ここ1席だけいいよね」というような交渉が始まります。「えーっとよく分からないんで」とか云ってうろちょろしながら携帯で「そっちも取れてるの?」とか電話をするおねえさん。何やら分からんとっても変な世界でした。で、ウチも隣りの席をひとつずつ交渉し、順次エリアを拡張。うまく席を代わってくれた人もいて、何とか詰めれば全員が座れるだけの座席を確保しました。AM 1:00に並んでも座るのは やっとの思いだった、、、ということです。確保した席からの写真です。丁度巨人のバッティング練習をしていました。

なお、何とか座ることができたものの、みんな隣の人とは座席の取り合いをした関係ですから、何となくギクシャクした関係。洋子のとなりのイジワルオバハンは、肘でぐいぐい押したり・・・。一緒に応援する!というムードではなく、自分達の座席を確保するのにキュウキュウ。何か権利を主張し合うようなへんてこりんな世界でした。

7月15日18:00

試合開始。松井の3ランに始まり、一時は追い付かれたものの、ヤクルトの名手飯田がポロリとして決勝点。8対3で巨人が勝ちました。洋子も朗大も大きな声で声援してました。暢春も時たま真似して叫ぶのですが、声がよく通るので、みんなが振返ってました。
私は、ビールを沢山呑んで、疲れを癒しながら、観戦しておりました。あー疲れた。

Y新聞さんも、こういう事態をご存知なのでしょうかねぇ??? このチケットでは、普通の家族連れが楽しく野球観戦って感じは、難しいと思いました。



巨人戦の話しはここまでです。ところで、たまたまですが、お付き合いのあるお客様で野球観戦が大好きな方と、一度、球場でビールを飲もう!と約束していました。互いの都合を調整したところ、この巨人戦の3日後、同じくドームに来ることになりました・・・。こちらは、私の応援する大阪近鉄と日本ハムの試合です。


7月18日(火曜日) 19:00過ぎ

試合が18:15に始まっていましたが、遅れて入場。外野席レフト側に行くと、それなりの人がいて、応援団も声を枯らしていましたが、4人分簡単に席を確保することができました。それもレフトスタンドのポールから10bくらい。中村紀洋のホームランが来るとしたら、まともに飛んで来そうな場所です。ゆっくりとビールを飲み、まわりの野次に笑い、楽しい時を過ごしました。


やっぱり、野球を見るならパ・リーグですね! 実感しました。知らない選手も多いかも知れませんが、座った側の応援で盛り上がり、ゆったりとした気分で野球を観戦する・・・というのが オジサンには心地好いです。なお、土曜日の巨人戦の入場者数は 55,000人、この日は 12,000人とのことです。



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