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2001/2/18 (Sun) −17歳問題と「鉄腕アトム」で育った子供−
修です。
最近17歳問題など若者の傍若無人な行動が話題になります。些細なことで人を傷つけたり、自分の都合だけの行動が目立つようです。
当然昔もこのような事もあったのでしょうが、最近、何を考えているのかが分かりにくい若者が増えたことは間違いないようです。
- 核家族化が進み家族や社会におけるヒエラルキーが崩壊することによって年長者を敬う心が減少した
- 村社会の崩壊によって隣人によって叱られるということが無くなった
- 教師がサラリーマン化した
- テレビゲームによりゲーム感覚で人を叩きのめしてしまう
- テレビを幼いころから見続けることで積極的に自分から語りかける必要性が無くなっている
等々理由の候補は沢山あります。恐らくこれらが複合的な原因になっているのでしょう。
ところで、私らが子供の頃見た「鉄腕アトム」や「巨人の星」は、今から考えても素晴らしい教育ツールだったように思います。鉄腕アトムは、敵にもそれなりの言い分があり心があることを教えてくれています。
昨土曜日、4歳の暢春と散歩がてらちょっと離れたビデオ屋さんまで歩いて行きました。暢春は「ウルトラマン」のビデオ!というのをちょっくらだまくらかして、アトムを2本借りてきました。白黒で音声も凝っていなく、戦いの場面などは今のアニメに比べると単純なのですが、何とも心温まるものでした。私も30年以上前に兄とこの映像を見ていたのでしょう。題名も内容もよく覚えていました。
借りてきたのは、アトムの中でも名作と言われる「史上最大のロボット」。戦うために作られた大きなロボット ブルートが、世界の7人のロボットを順次倒して行く、というストーリー。このブルートはアトムや妹ウランと幾度も会う内にアトムが好きになり、結局はアトムとは戦わずに 200万馬力のボラーに倒されてしまいます。私もテレビで見るだけでなくマンガでも何度も読んだのでしょう。この7人のロボットがどこの国の何という名前かまで何となく覚えていました。結局この「史上最大のロボット」では、「強いだけで世界一になることはバカらしいことである」「ロボット同士が仲良く平和に暮らせる時がきっとくる」と訴えています。
もう一つ借りてきた「ロボイド」では、地球征服を狙う敵方の隊長は、自分の息子ロロを助けてくれたアトムに、最後はわざと負けて爆発します。アトムは、「ロロが将来地球に戻ってくる時は、きっと仲良くきてくれるだろうね」と語ります。
このように、戦う相手であっても先方には先方の論理があり心も痛みもある、ということを小さい子供達に教えてくれているのです。これらは、テレビゲームでは教えることが難しい、定性的な(!) 心の部分だと思いますね。
白黒のままでいいから、アトムの再放送があればいいと思います。ウチの4歳坊主も1年生の遥も、じっと見入ってました。遥が「ブルートってかわいそうなんだよね」と云うところを見ると、少しは理解してくれているようです。
その他昔のテレビで良かったなぁ、子供達に見せたいなぁと思い出すのは、「巨人の星」「キャンディキャンディ(・・・これは妹とよく見ました)」「小さなバイキングビッケ」などがありますね。みなさんはいかがですか???
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