世田谷フィルハーモニー管弦楽団 (Setagaya Philharmonic)

 世田谷フィルハーモニー管弦楽団は、作曲家、故芥川也寸志氏の「世田谷区民によるアマチュアオーケストラを」という提唱をきっかけに、1989年3月、さまざまな職業の音楽愛好家によって結成された。発足当初から、音楽文化の振興をめざす世田谷区の厚い支援を受け、同年12月に「せたがや区民による第九コンサート」で初演奏を披露している。
 その後、毎年春秋2回の定期演奏会を開催するほか、暮の「区民による第九コンサート」にも出演。区内の小中学校で開かれる音楽教室にもしばしば招かれている。こうした活動を認められて、1997年、世田谷区から文化功労賞を受けた。
 音楽監督は1993年から1996年まで石丸寛氏、1998年からは長田雅人氏。2002年4月には佐藤功太郎氏が音楽監督に就任した。これまでに山下一史、三石精一、栗田博文、田中良和などの各氏を客演指揮者として招き、またヴァイオリンの徳永二男、チェロのアダルベルト・スコチッチ(元ウィーン・フィル)、長谷川陽子、ピアノの神谷郁代などの各氏と協演している。また近年では世田谷バレエ連盟とともに「白鳥の湖」「くるみ割り人形」などバレエ公演も開催している。
 これまで定期演奏会では以下のような曲を取り上げている。R・シュトラウス「ドン・ファン」、ブラームス「交響曲第4番」「交響曲第1番」、ベートーヴェン「英雄」、チャイコフスキー「悲愴」、シューマン「交響曲第2番」、バーンスタイン「シンフォニックダンス」、ドヴォルザーク「交響曲第8番」、ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」、ヒンデミット「画家マティス」、フォーレ「レクイエム」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」、シベリウス「交響曲第1番」、ブルックナー「ロマンティック」など。

音楽監督:佐藤功太郎
永久指揮者:石丸 寛
正指揮者:長田雅人
顧   問:徳永二男 峰岸壮一 横溝亮一
トレーナー:井戸田善之 桑田 歩 田渕 彰 村田厚生 


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