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38.タブシート(TTabSheet)の使い方 
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 [1]タブシート(TTabSheet)オブジェクトの作成
      →共通ルーチン【ZVCMTBS】 
  TTabSheet コンポーネントは,タブ付きページコントロールでページを表します。
  通常,タブシートとはページを意味します。
  TPageControl は,Pages プロパティ中にタブシートの添字付きの配列を保持します。
  ユーザーがタブをクリックするとそのタブシートがアクティブになります。
  @予期しない値がセットされていないようにローカル変数を削除します[D KILL^ZVCMSUB] 
  Aイベントマスクを設定します、例では[V2EVENT^ZVCMTBS]ですが->適切に設定 
  Brectパラメタを作成します。[D SETRECT^ZVCMTBS] 
     (x,y,w,h):位置サイズ情報(行桁サイズモードに設定後) 
     (color):コントロールの色番号(Colorプロパティ) 
     -->指定なしの場合デフォルトの色 
     (font):コントロールのフオント番号(Fontプロパティ) 
     -->指定なしの場合(null)[font=501]のフオントをセット[SETRECTにおいて] 
     -->0:指定の場合デフォルトのフオント 
     ※イベントマスク設定でキーボードイベントを有効に設定しないとキーボードイベントは発生しません 
     (その他のプロパティ):(zorder,TabOrder,TabStop)...は必要があれば設定します。 
     ※[D SETRECT^ZVCMTBS] -> rectstrが作成される
  Cコントロールの作成時表示される文字列をeditパラメタに設定します。[editstr] 
     ※[S editstr="文字列"]
  D[D CREATE^ZVCMTBS]で使用されるパラメタを設定する 
     ※[S cid=(1〜1023の一意の番号)]
     ※[S form=(1〜1023の親フォームのフォーム番号)]
     ※[S parent=(1〜1023の親ページコントロールのcid番号)]
     ※[S group=(0〜32767のグループ番号)]
     ※[D CREATE^ZVCMTBS]エデットコントロールオブジェクトの作成
  E作成後コントロールの中に表示するテキストを変更する。
     ※[S cid=(1〜1023の一意の番号)]
     ※[S editstr="文字列"]
     ※[D TEXT^ZVCMTBS]エデットコントロールのテキストを変更する
  Fイベント応答メッセージからタブシートのテキストの文字列を取得する
     ※イベント種別=通常タブの変更イベントで処理します
     ※イベント応答メッセージを読み込む[S RESP=$$ReadMsg^ZVCMSUB(Rtail)
     ※読み込んだ(受信)イベント応答メッセージを分解する[D VCMRESP^ZVCMSUB]
     ※(Revent2):イベント種別
     ※(Rselno):ページ内でのタブシートの配置位置(0,1,2,...)
     ※(Rselcnt):タブシートの配置位置(0,1,2,...)
                 --> 非表示であれば(-1) 
     ※(Rmain):タブシートのテキストの文字列
  Gタブシート(TTabSheet)を親コントロールにしたエデット,ボタン等を配置します。 
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 [2]タブシート(TTabSheet)オブジェクトのイベント
      →共通ルーチン【ZVCMEVENT】 
      →共通ルーチン【ZVCMEVENT7】応答イベントコード定数 
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◆ イベントマスクを設定(応答を可にする) 
 ※イベント設定変数を初期化→  D CLEAR^ZVCMEVENT 
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mask0= 2  : (1)マウス左クリックイベント応答(ビット1) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D CLICK^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Click],[Revent1=EV1Click] 
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mask0= 4  : (2)マウス右クリック(ポップアップ)イベント応答(ビット2) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D POPUP^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2RClick],[Revent1=EV1Popup] 
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mask1= 8  : (11)フォーカスを失う時応答(ビット3) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D KILLFOCUS^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Exit],[Revent1=EV1Exit] 
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mask1= 16 : (12)フォーカスを得る時応答(ビット4) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D SETFOCUS^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Enter],[Revent1=EV1Enter] 
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mask5= 2 : (41)サイズ変更された(ビット1) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D SIZE^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Size],[Revent1=EV1Other] 
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mask6= 1 : (48)表示(ビット0) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D SHOW^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Show],[Revent1=EV1Other] 
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mask6= 2 : (49)非表示(ビット1) 
 ※イベント設定変数を設定  →  D HIDE^ZVCMEVENT 
 ※リスポンス応答メッセージ中のイベントコード→ [Revent2=EV2Hide],[Revent1=EV1Other] 
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 ※イベントマスクを設定       →  D SETEVENT^ZVCMEVENT 
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