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1.インストールとローカル/SQLデータベースモジュールの概要

■<<< インストールとアンインストール >>>

 ※※ローカル/SQLデータベースを使用する場合インストールが必要です。
  ローカル/SQLデータベースを使用する場合 シフトpf10で設定が必要です
  インストール後モジュール設定で#00にVCOM4DB.DLLを設定してください
  Borlandデータベースエンジン(BDE)は再配布可能モジュールですが提供しません。
  Delphi/C++Builder5/6などで
  開発される方はそちらの方で既にインストールされていますので不要です。
  ※※Borlandデータベースエンジンでは以下のものが含まれています
  Paradoxドライバ dBASEドライバ ASCIIドライバ SQLエンジン

 [1]BDE(Borlandデータベースエンジン)のインストールが必要です。
   Borland社のBDE インストールディスク(CD-ROM版) よりインストールしてください
   購入された製品についているもの、又は再配布可能なモジュールを
   インストールしてください

 [2]レジストリ値の設定と確認
   レジストリ値はインストール時に設定されますが(動作しない場合確認してください)

   HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Borland\Database Engine において
     名前 CONFIGFILE01 に IDAPI32.CFGのティレクトリとファイル名が
   HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Borland\Database Engine において
     名前 DLLPATH に BDEのインストールティレクトリが
   自動的に設定されます
 
 [3]BDEのアンインストールが可能です。
   アンインストールはコントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]
   で行います
   但し BDE がアンインストールされると他のアプリケーションが動作しなくなる場合が
   あります注意してください
   (Paradox/dBASE/Delphi/C++builder)アプリケーションなど
 
■<<< 目的 >>>

 [1]ローカルデータベースを利用したビジュアルアプリケーション
   作成の為にホストに存在するデータベースの一部をダウンロード
   する機能を提供する。(コードテーブルファイル等)
  ※※C++ Builder, Delphiで開発することを想定しています

 [2]ダウンロード/アップロードの先としてローカルデータベースを
   利用可能にしました。
   ※※キーのついたデータベーステーブルを利用すれば自動的にソートされます
   ※※ASCIIドライバーを使用すると固定長またはフィールドセパレータで区切られた
     テキストファイルの作成と読み込みができます(Excel受け渡しファイル等)

 [3]SQL型のデータベースとの連携を可能にします。
   ※※SQL文によるデータベーステーブルアクセスができます
◆ 利用可能以外のデータ型を扱うことは出来ません。
◆ BLOB型はBLOB操作手順で扱うことがは出来ます。

 [4]私的なデータベースとホストアプリケーションとの連携を可能にします。

■<<< 利用可能なデータベースの種類 >>>

 [1] Paradox (ローカルデータベースで主として利用します)[確認済]
   文字列データ長は 255文字までです
   ※※キーのついたテーブルが利用できます(一次キー/複合キー/二次キー)

 [2] dBASE (利用可能です) [確認済]
   文字列データ長は 254文字までです
   ※※キーのついたテーブルが利用できます(一次キー/複合キー/二次キー)

 [3] ASCII (利用可能です) [確認済]
   固定長またはフィールドセパレータで区切られたテキストファイルの作成と読み込み
   を行います(Excel受け渡しファイル等)
   フィールドセパレータ形式の場合各フィールドの最大長は 255 です
   フィールド定義をオープンテーブルの直後に行ってください
   ※※データベーステーブルを扱うのに重要な役割を果たします
   テキストファイルを作成してからバッチムーブを利用してデータベーステーブルに
   ロードができます
   バッチムーブを利用してデータベーステーブルをテキストファイルにセーブ
   ができます
   事前に部分抽出したければ 問い合わせ文で検索抽出して結果集合
   を結果テーブルに保存しておいてください
   ※※キーのついたテーブルは使用できません

 [4] InterBase (利用可能です) [確認済]
   (別途ライセンスを購入しなければなりません)
   ※※ローカルInterBaseは C++ Builder , Delphiプロフェッショナル版に
     付属されています
   ※※通常のInterBaseは購入しなければなりません
     フルインストールが必要

 [5] SQLデータベース (利用可能です) (Oracle10g接続確認済)[2006-2-12]
   Cache->vcom->BDE->Oracle10gで確認しています
   ※インデックス作成シーケンス等ドライバに依存する機能は動作しません
   そのような場合は、適切なユーザ権限を設定したユーザでSQL文を実行
   することで十分機能を果たします
   M-SQL,Oracle10g,SYBASE,MSSQL,...(別途ライセンスを購入しなければなりません)
     フルインストールが必要
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   @Oracle等データベースベンダーの管理者用ClientシステムからODECドライバをインストールする
   A[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[ODBCデータソースアドミニストレータ]で
     [データソース(DSN)]の設定を行う(例えば、名前をodpc-pc等に)
   Bボーランド社の[BDE Administrator]で[データソース]の設定を行う
     [データベースエイリアス]=[データソース]及び[ログインユーザ名]の設定を行う
     ボーランド社の[Database Explorer]でも設定ができます。
   C本ローカルデータベースモジュールで[データベースエイリアス]と[パスワード]を使用して
     [SQLデータソース]に接続をする
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 [6] Accessデータベース (利用可能です)[確認済] 
   ※※BDE Administratorを起動して、[データベース]タブを選択
     [データベース] -> エイリアス[MS Access Database] を表示する
     [DATABASE NAME]を[...]をクリックして、C:\ACCESS\db1.mdb
     等の用に、AccessまたはODBC Administratorで作成した、
     DBを指定する。
     エイリアス[MS Access Database]が無ければ、[新規作成] ->
     [Microsoft Access Driver (*.mdb)]を選択して作成する
     エイリアス名は異なっていても良いが、オープンする時のエイリアスも
     それに変更する。
   ※※[コントロールパネル]->[ODBC Administrator]->[ユーザDSN]タブ
     (追加ボタン)->(データソースのドライバリストから)
     [Microsoft Access Driver (*.mdb)]を選択して作成する
     (データソース名)=[MS Access Database]
     (高度の設定)=(ログイン名)と(パスワード)を設定する。
     Access 等で作成せず、新規にデータベースを作成する場合は
     (データベース)->(新規作成ボタン)->(データベース作成ダイアログボックス)
     ※※動作PCが旧い場合、旧バージョンのAccessデータベースで作成
     されますので、出来れば、Accessで作成すると良いです。

■<<< BDE >>>

※※[1] BDE AdminisTrator (再配布可能)
    データベースエイリアス の作成・変更・削除などができます。
    InterBase,や他の SQLデータベースでは ユーザ名の指定も行います
    この ユーザ名 に対応した パスワード は オープンデータベース でします
    STANDARD のデータベース(Paradox,dBASE)ではパスワード は不要です
    標準(STANDARD)のデータベースエイリアスを作成してそのディレクトリパス名等を
    設定してからでないと利用ができませんので必ず設定確認
    してください

※※[2]ボーランドデータベースエンジンにインターフェイスをとっています。

※※[3]Delphi/C++Builder5/6 などの開発ツールのデータベース機能に
    すぐ使用可能です。

■<<< ボーランド社の便利なツールについて >>>

※※C++ Builder , Delphi に付属されています
※※[1]Database Desktop <-- 必要ならば別途購入してください
   テーブルの作成(フィールド定義・変更)
   データ入力・変更・削除などが画面操作でできます

※※[2]Database Explorer <-- 必要ならば別途購入してください
※※C++ Builder , Delphi に付属されています
   データベースのフィールド定義・データ内容・インデックスなどが画面操作で表示できます

■<<< ローカルデータベースモジュール の サポート >>>

 ※※ローカルデータベースモジュールモジュールもサポートいたします
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