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51.(ver3)追加機能概要  

 ◆グラフィックス端末機能 

  グラフィックス端末としてのビットマップデータ自動保存/復元機能が新規に 
  サポートされましたので、ヘルプウィンドウなどを開いても vcom の 
  グラフィックス描画画面が失われることはありません。 
  また、ウィンドウサイズを変更したりする場合にも同様の効果があります。

※エスケープシーケンスで従来互換モードのキャラクタ端末とグラフィックス端末を切り換える事も 
  出来ます。

 ◆サブフォント機能 

※画面やプリンタへ複数フォントテキストデータを表示する際に使用します。
※サブフォント(最高5種類)はセットアップメニューのフォントで予め設定しておきます。
※チャート作成機能で表示する日本語フォントにも使用できます。
  (小さなフォントを用意して置くと良いでしょう)
  なお英語フォントはチャート作成機能で独自に取得できます。

 ◆Windowsプリンタフォント関連の機能追加 

※プリンタへ複数フォントテキストデータを表示する際に使用します。
※プリンタへ直接グラフィックス描画をする事ができます。
※プリンタへビットマップデータを表示する際に使用します。
  (プリンタ出力にチャートデータやイメージデータをはめ込むことが可能)

 ◆64色パレット設定の機能追加 

※c/s-kit設定のメニューで設定が可能になりました。
 各パレットの色合いを予め設定しておくことが可能です。

 ◆テキストの64色表示機能 

※パステルカラーなどのより自然な色をテキスト表示することが可能になりました。

 ◆インターナルビットマップ描画機能の追加 

※この機能はビットマップへグラフィックス描画やビットマップ操作をする為のものです。

  従来のバージョンではグラフィックス描画は表示中の vcomウィンドウにのみしか 
  描画できませんでしたが メモリ上のビットマップに描画することが可能です。 

※通常のテキスト出力、グラフィックス描画出力がビットマップへの描画となります。 
   <esc>[....G などを意味します。 

 ◆ファイル表示シーケンス機能 

※この機能はバージョン2でもリビジョンアップで追加されていますが
  クライアントサーバ処理に於いて重要な役割を持っています。

※固定画面データや固定グラフィックス描画データはホストプログラムから送信する
  必要はありません。予め端末側に描画データ用のテキストファイルを用意
  しておけば、ファイル名を指定してシーケンスを発行するだけで多量の
  固定データをホストから送信したのと同じこととなります。
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