第17回東京ヴォーカルアンサンブルコンテスト(TVEC)の結果

TVEC(2/2北トピアホール)の結果とCSPへの講評です。


◆得点と講評  <Hさんのメールより転用>

日立コールシステムプラザ457
菊華アンサンブル452
ステラ  マリス450
Tokyo La vie....444
花の環コーラス444
エフェメール444

<<<講評>>> 1.大熊 崇子(作曲家)95点   まとまりまある響き、美しい歌声に大変感動致しました!   日本語もよく気を付けられ、フレーズの微妙なニュアンスも   感じられました。ところどころでてくる合の手のパートの入り   時々不安定になるので、もう少し気を付けられると   いいなーと思いました。 2.片山 みゆき(指揮者)94点   とても訓練された すばらしい(表現力豊かな)声。   安定したハーモニー、そして そのハーモニーの在り方の   意味を感じとれる演奏。曲に応じ、部分に応じ、息づかいが   変化するのがすぱらしい。   (曲間の空間をもっと楽しみたかったです・・時間のご心配かな?) 3.清水 雅彦(指揮者)88点   整った柔らかくしなやかなアンサンブル。やりたい事が明確。   一人一人に音楽の方向性が染み込んでいると思います。   拍手!!声も嫌な声がきこえない若く美しい音ですね。   div.も多いのに、安定したピッチ感があるのも、いい練習の   積み重ねでしょう。難しい曲集をよくここまで、と思います 。   歌いこみ期間も長いのでしょうか。この武満作品は   やらないともの足りない、やりすぎると飽きてしまうと思います。   その辺りの節度というか整理が大変ですよね。   ABが好きでした。好演◎ 4.豊田 喜代美(声楽家)86点   審査ということを忘れて(?)アンサンブルを楽しませて   もらいました。詩の言葉の全てが聞こえ、その想いも伝わりました。   下記、すでに行っているかとも思いますが、記しますので   参考にして下さい。   @声は身体が楽器なので、まずストレッチ運動の実施   A発声練習(歩いたり、寝ころんだり、走ったり、逆さになったりして)   B演奏曲の音程をドレミで。→詩の言葉の母音で(例:運ぶ=AOU)   C詩の朗読☆高音を出す際、支えはより重心を意識して    横隔膜の位置適切に。 5.渡邊 学而(評論家)94点   かなり細かいニュアンスが付けられているが、それが   全体の音楽の流れの中に完全に消化されているのが   すばらしい。全員が音楽を完全に自分のものにしているからだと思う。   音楽的水準のかなり高い演奏といえよう。


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