大菩薩嶺  2001.10.22作成
10月の末にそろそろ紅葉が綺麗だろうと 大菩薩嶺を目指した。ガイドブックでは2日のコースと紹介されていた今日の予定コースも時間を計算すると朝1番のバスに乗れば十分戻れそうであったので、 少し早起きをして武蔵小杉の駅まで歩いた。
今日の予定コースは塩山7:30〜バス〜大菩薩登山口7:50(裂石)〜ロッジ長兵衛〜福ちゃん荘9:35〜大菩薩峠10:20〜雷岩10:50(昼食)11:20〜大菩薩嶺11:30〜丸川峠12:25〜大菩薩登山口14:00という15〜16kmのコースである。
大菩薩登山口へのバスには12人程が乗っていたが、このバスなんと100円なのである。塩山市税で補助されているためとか。(塩山市民に感謝)
紅葉 バスを降りてしばらくは車道を歩き、千石茶屋から登山道に入る。結構きつい上りであるが、周りのブナ、楓などの紅葉が丁度見頃で綺麗である。 紅葉
1時間位山道を登るとロッジ長兵衛(上日川峠)でまた車道に出る。ここには大きな駐車場があり次々に車が登ってくる。バス停からの登りをはしょれる分楽だろうがここまでの紅葉を半分位楽しめないのではないだろうか。
更に車道沿いの山道を登ると福ちゃん荘に出る。ここでは次々にタクシーで登ってくる人がいて相当の人数の人が登山準備をしている。
福ちゃん荘
富士山
最初の登山道ではほとんどいなかった登山者も福ちゃん荘からは前後にハイカーが続く盛況である。間もなく富士見荘の前を通過。今日は晴れの予報であったが薄曇りで見晴らしを心配していたが、ここの富士見台から富士山が見え一安心。
やがて富士山の見えるポイントにベンチがあったので小休止。
福ちゃん荘から1時間もせずに大菩薩峠の介山荘に出る。ここまでは軽4輪で登って来るらしく荘の横に2台停まっていた。
大菩薩峠
峠の標柱の前はご覧のとおりの混雑。楽して登った人が多いようである。
ここから 雷岩までの展望がすばらしい。南に富士山、西に南アルプス、近くに紅葉と目を楽しませてくれる。
アルプス
大菩薩嶺
雷岩近くで富士山を見ながら早い昼食を取り、大菩薩嶺へ向かう。大菩薩嶺は周りを木に囲まれた小さな広場になり、そこに標柱が立っている。
ここは「日本百名山」であるが山梨県の立てた標柱には「山梨百名山」と書かれている。
車で来たハイカーのために福ちゃん荘、ロッジ長兵衛方面は雷岩へ戻るよう指導する看板がある。
大菩薩嶺から丸川峠への道へ入るとグット登山者の数が減り、この道でいいのかなと心配になるぐらいである。
嶺を越えるとこめつがの林になり、根元のコケがきれいだ。
丸川峠へどんどん降りていくとまた楓などの綺麗な紅葉が見れる。
こめつが
丸川峠
やがて紅葉の山を背にススキの原にたたずむ青い屋根の丸川荘が見えてくる。
ここでは10人くらいのハイカーが休憩中であった。
丸川荘からはまた紅葉の綺麗な林の中を下っていく。
やがて沢の音が近づき林道へ出ると残りもわずかである。
2時ころにはバス停に着き今日の登山も終わりである。

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