百蔵山扇山  2002.02.25作成
杉花粉真っ盛りのこの時期に、中央線猿橋駅から百蔵山、扇山に挑戦した。
前回の武甲山は雪道歩きだったので 今回は雪が無いであろう南面の登山にした。
今日のコースは猿橋駅8:56〜猿橋9:15〜百蔵山10:45〜コタラ山11:15〜大久保山12:30〜扇山12:50(昼食)13:20〜犬目14:20〜大野貯水池15:00〜四方津駅15:30の約18Kmのコースである。
今回は登山の前に寄り道である。猿橋にはそうは来ないだろうと思い、日本三奇橋の一つの「猿橋」を見ようと30分ほど寄り道をした。
ところが 普段の行いが悪いのか「ただいま補修中」と言うことで渡れないばかりか、橋には工事のシートがかけられその珍しい形も良く拝めなかった。
本当はこんな橋が見れるはずだったのに 残念!
猿橋
寄り道から本来の登山のルートに戻ると何人かのグループが歩いているのに追いついた。どうやら寄り道のロスは大して無いようである。
住宅街の犬に吼えられながら百蔵山の麓を登っていく。やがて住宅街も終わると登山道らしくなる。檜の森をどのどん登っていく。上り易い道である。
登ること1時間半くらいで百蔵山頂上にたどり着く。百蔵山も次に登る扇山も大月市選定の「秀麗富岳12景」にあげられているが、もやがかかり富士山は見えない。
もう お弁当を広げている人もいるが先があるので出発する。
百蔵山
大杉
百蔵山から雪の残る北側の急斜面を滑らないように注意して降りる。最初の急斜面を降りてしまうと後はなだらかな尾根歩きである。
コタラ山に付くころには日差しも強くなる。この辺りから扇山が樹間に見えるがかなり登り返さないと行けないようである。しばらく気持ちの良い尾根歩きが続いた後、 大久保山への急な登りが始まる。
雪の残った急な登りを休み休み上り詰めると大久保山に着く。山頂には哀れな山頂碑が立っている。一休みして僅かな登りを登ると目指す扇山 山頂である。
大久保山
扇山
富士山
扇山の頂上でも残念ながら富士山は見えなかった。頂上には「秀麗富岳12景」の案内板があり、綺麗に見えたときの富士山が描かれていた。
また他で「秀麗富岳12景」は楽しむことにしよう。
食事後は下り一方である。最近登山口近くの温泉の宣伝が目に付くが、ここでは山頂の下山の案内板にもう温泉の案内が書かれている。
ひたすら犬目の登山口めざして降りていく。やがて目の前にカーブミラーが飛び出してくると登山口の車道である。
談合坂
あとは四方津の駅まで自動車道である。途中で中央自動車道談合坂サービスエリアの近くを通る。中央道はただいま拡幅工事中である。
トンネル工事
ここから30分足らずで大野貯水池に着く。後ろには今下りてきた扇山が見える。
更に30分ほど車道を歩くと四方津の駅に到着する。
大野貯水池
断面図
今回のルートのアップダウンを載せておく。

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