御坂黒岳  2002.12.08作成
そろそろ高い山は雪にあいそうなので手ごろな山として御坂黒岳を目指した。
今にも雨が降りそうであったが値段の魅力に取り付かれて早めにバスの予約をしてしまったので出かけた。
今回はスタート地点の御坂トンネル脇の御坂峠登山口までバスで行き そこから御坂峠登山口(10:10)〜御坂峠(11:40)〜御坂黒岳(12:40)が昼食(13:10)〜破風山(13:40)〜 進道峠(14:00)〜林道(14:40)〜大石公園(15:25)というのが今回のコースで約12Kmである。

国道137号線の御坂トンネルの脇(写真の右側)から御坂峠へと登り始める。
登り始めのあたりは作業用路が幾つか分岐しチョット分かりにくいが壊れかかった案内標識を見つけ登っていく。
トンネル
みずなら林
このあたり一面のみずなら林で、柏形の枯れ葉を踏んで登る。
雨は降っていないが1300mを超えるあたりから霧が立ちこめ、木の枝に溜まった水滴がポタポタと落ちてくる。
みずなら林の中の比較的緩やかな登り道を1時間半ほど登ると御坂峠にでる。
ここには「御坂茶屋」の小屋があるがもう久しく営業していないのかかなり痛んでいる。
御坂峠
この御坂峠には戦国時代以前に東西700m,南北500mの山城があったという御坂城址を説明する河口湖町の案内板もある。
黒岳
御坂峠からしばらくはあいかわらずの緩斜面を登るが後半になるとかなりきつくなってくる。
それでも1時間ほどで御坂黒岳の山頂に到着する。山頂は周りに木があり晴れていてもあまり見晴らしはき効きそうに無い。
黒岳
黒岳の山頂から200mほどのところに河口湖・富士山がよく見えるという展望台がある。
試しに行って見るが当然のことながら霧しかみえなかった。展望台には金色に塗られたお宮?がある。
展望台
晴れていればきっとこんな展望であったのだろう。[KASHMIR 3Dを利用]
展望
破風山
黒岳からはほとんど下り一方である。水ならの濡れ落ち葉に時々足を滑らせながらどんどんと下って行く。すずらん峠を通り破風山まできて一休みする。
破風山から新道峠まで行き、ここから河口湖へと下るのだが、この下り道はあまり人が歩かないのか道幅が狭く、両脇の草も迫ってくる。水なら林も杉林へと変わり、ぐっと暗くなる。
破風山からは30分ほどで林道にでる。林道には逆コースの案内板が立っている。
林道
林道に出たところで雨が降り始めてきた。ここからは道幅も広いので傘をさして歩く。林道はやがて別荘地に入り、舗装道路を歩きやがてバスの待つ大石公園に到着である。
今回のコースは晴れた日に見晴らしを楽しみながら歩けば別だろうが、変化が少なく物足りないコースであった。
断面図
最後に今回のルートのアップダウン。

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