御前山  2003.04.29作成
ゴールデンウィークの前半にそろそろカタクリの花の見ごろだろうと思い奥多摩の御前山に出かけた。 今回のコースは奥多摩湖9:35〜サス沢山11:00〜惣岳山11:50(昼食)12:20〜 御前山12:40〜避難小屋12:53〜カラマツの広場13:20〜栃寄14:40〜境橋15:00の約10Kmのコースである。

奥多摩湖のバス停で降りたときは曇り空であった。ここからダムの上を渡って対岸が登山口である。
ダム
登り
新緑のなかの結構急な登り道を登って行く。連休とあって登山者も多く、少し急になると列を成す状態である。
1時間半近く登るとポッカリと視界が開け奥多摩湖の全景が見える。
サス沢山
周りの山にはところどころに桜が咲いているのかピンクになっているところも有る。
このあたりからぽつぽつとカタクリの華麗な花が咲いている。6枚の花弁が真っ直ぐ伸びたもの、反り返ったもの、もう実になったものなどいろいろである。
カタクリ
カタクリ実
カタクリ
惣岳山の手前の斜面の途中に綺麗な山桜が咲いている。下には奥多摩湖、右上には雲取山が見える。
急坂
斜面は一段と急になる。下を見ると多くの人が登って来るのが良く見える。
斜面の脇にはこばいけいそうが群落をなしている。花は咲いていないが若葉が綺麗だ。
こばいけいそう
惣岳山
最後の急坂を登りきると惣岳山の頂上である。あまり広くはないがベンチも幾つかあったので、ベンチを確保して昼食とした。
周りはロープが張られ植生が保護されている。
カタクリ
昼食後 惣岳山から御前山へと向かう。この間600mだがカタクリが群生している。写真を撮っている人も多い。
カタクリ
20分ほどカタクリの群生を見ながら歩くと御前山に到着である。ちょうど昼時のためこちらはハイカーの群生である。
御前山
はしりどころ
御前山避難小屋の脇を通って奥多摩都民の森を抜けて境橋を目指す。
この道の脇にははしりどころの群生(左)がある。しばらく下がるとニリンソウの群落(右)もある。
ニリンソウは上の方では蕾だったのが山を下るに従い一輪咲き、もっと下ると2輪咲きという具合である。
ニリンソウ
栃寄の大滝
更に下っていくと栃寄の大滝の休憩施設にでる。この辺りは林道が来ているがまた山道に入ると後ろに大滝(左)が見えた。
大滝と言っても細い滝である。栃寄集落までの間川沿いの山道歩きであるが小さな滝もある。
滝
栃寄集落で林道に出る。ここからは舗装された道を境橋へと向かう。バス停に付くと運良く5分ほどでバスが来た。
断面図
例により今回のルートのアップダウン。

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