稚内港北防波堤ドーム
四季を通じて強風と高波に見舞われる風の街、稚内。
そのため大正から昭和の初めにかけての稚内港は、当時かろうじて作られてい
た高さ5.5mの北防波堤を波が、いとも簡単に乗り越えて事故さえ起こっていま
した。そこで昭和6年北防波堤の波よけ工事が決まり5年の歳月をかけて、延長
424m・高さ13.2mの半アーチ型の波よけに古代ローマ建築を思わせる太い円柱
のアーチ型の回廊を持つ世界でも珍しい建築物が誕生しました。
![]() |
写真の無断使用・他への掲載を禁止します。
(ご利用の際は管理者までメールをお願い致します)