18 ビックカメラの調査は驚くべき結果に
まず、ビックカメラ渋谷ハチ公口店から結果を報告しよう。
ビックカメラでは、繰り返し流されている広告音声の中で、デビットカードが使用できることを訴えていた。一つのループが1分なので、客は1分に一度、デビットカードという言葉を耳にすることになる。
また、店内には上記のように、デビットカード使用開始を告げるポスターが通路ごとに掲示されていた。こうしてデビットカードで買物ができることは、少なくとも実際に訪れた客には知らされていると言えよう。
誰かがデビットカードで買物をしないものかとしばらく(30分ほど)待っていたのだが、どうしても誰も使わない。圧倒的に現金が多いのである。
そこで、自分が率先してデビットカードで買物をしてみることにした。実際には家内にレジに行ってもらい、私は他人を装って(?)その後ろになんとなく立ってみる。
左の台の上に乗っているのが、暗証番号入力装置である。
実際に買物をすると、店員がカードを受け取り、奥の機械でセンターに通し、認証されると、この暗証番号入力装置に客が自分で暗証番号を打ち込むわけである。
システムそのものは非常にスムーズであり、特に待たされることもなかったのだが(クレジットカードの認証よりかなり早い)、……大変まずいことに、横にならんでいる客は、入力している人の手元をとてもよく眺めることができる。これにはまいった。実によく見える。