19 暗証番号入力装置そのものの欠陥?

これがその(問題の)入力装置である。

テンキー操作をすると、上部の液晶部分に****マークが出て、認証されると文字表記でそれを知らせてくる。下がその写真。

先に、横に並んでいると打ち込むところがよく見えると書いたが、それには客の並ばせ方という人的な問題の他に、この装置そのものの覆いの問題もある。

上図はこの装置を底面から見上げた構図で撮影したものだが、これでお分かりのとおり、一番向こうが一番高くなっている。つまり、これでは、店員に対してのガードの役割しか果たしていないのである。

横から、そして特に斜め後ろからは、はっきりと入力時の手が見える。

現実には、私たちが調査をしている間に、他にデビットカードで買物をする人はいなかったし、とにかくひっきりなしに客が出入りするため、ほとんど店員と話すことはできなかった。ただ、入力を見られる心配があることを店員に告げると、「そういうことがないように気を付けている」旨返答があった……、いや、とうていそれは信じられない。というより、結果としてまずい。

閉店時にもう一度訪ねて、主旨を説明してこれらの写真を撮影させていただいたが、実際にデビットカードで買物をする人は、今のところ1日に数人だそうである。だから、店員のほうでも、入力時には他の客がいるかどうか気を使うことができる、という話だった。だから、私が家内の連れであることは、明白だったと解釈しておくことにしよう。

しかし、もし今後デビットカード利用者が増えてきたら、どうなのであろうか?


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