2005/12/23 塩谷哲 中野サンプラザ
Saltish Night Vol.IX
1階9列25番
三浦敏孝
miura@computer.org

●ゲスト

チケットに印刷されているので予めまとめておく。
・佐藤竹善
・岡本真夜
・馬場俊英
・大儀見元

●開演 - 18:00

定時になり、ウエストミンスターの鐘が流れる。

今日のライブの模様はNHK-FMで2/11(土) 23:10-24:55に放送される
らしい。

客電が落ち、塩谷登場。

1. 赤鼻のトナカイ〜ジングルベル

ミスタッチと思しき一瞬の引っかかりが2回くらいあったかも。

岡本真夜を呼び入れる。

2. Lovin' You (Minnie Riperton)

昨日谷村によるカバーを聞いたばかりなので、ちょっとびっくり。
もしかすると旬のものなのか?

声域が合ってないのか、意外に細い声だね。「Tomorrow」の太い声
の印象からすると本当に意外。
最後の高音のところは1オクターブ下げてるのかな。

(MC)
塩谷「この曲には何かあるんですか?」
岡本「ないんです」

3. Tomorrow

せっかくだから弾き語りを、と言って塩谷は引っ込む。

4. Alone (岡本単独ピアノ弾き語り)

岡本のピアノは基本的にはコードを押さえるだけで奇をてらわず
どっしりと地に足をつけて一歩一歩踏み締めていくような印象の音。

塩谷再登場。

次は今日公開の映画「チキン・リトル」日本語吹き替え版のエン
ディングテーマ。

「ピアノも弾くが客も引く」

5. いつかきっと

岡本退場。大儀見元を呼び入れる。

塩谷「何故そこに立つ」
大儀見は本来パーカッションなのだが今日はボーカルをとるので、
ひどく緊張しているらしい。ますだおかだの岡田のような動き。

中野サンプラザの思い出。高校生のとき出たヤマハのイーストウエ
ストというイベントの決勝大会の会場がここだった。

まずは塩谷のアルバムから1曲、スペイン語の詞をつけて。

6. Side by side (we go) / Camino contigo

いかにも素人っぽい発声で恐る恐る歌ってる感じ。

大儀見、さらにギターまで提げてさらに余裕がなくなる。
大儀見は幼稚園の頃からビートルズの曲が好きで、45回転のレコー
ドを78回転で回して踊りまくっていた。

7. Calico Skies (Paul McCartney)
8. Savora mi

ギターもまた恐る恐るって感じで音が小さい。

大儀見、パーカッションへ移動。
塩谷「ほんとにざまぁ見ろって感じで」

塩谷は大儀見のパーカッションの歌っているところが好きらしい。

今やっている竹善のツアーに二人とも参加しているのだが、大儀見
と山木秀夫のコンビネーションが素晴らしい、と言うと大儀見曰く
「ゴジラ対キングギドラみたいな」

9. Bullet Day

大儀見退場。塩谷一人残る。

(MC)
東南アジアツアーで行ったヨルダンのアンマンの遺跡ジェラシュに
因んで作った曲。

10. ジェラシュ

馬場俊英を呼び入れる。

学年が同じというだけで打ち解けた。
塩谷は丙午、馬場は早生まれ。
馬場も高校生のときイーストウエストに出ていて、中野サンプラザ
のステージに立つのはそれ以来10年ぶりくらい。

11. スタートライン

一旦塩谷引っ込む。

12. 幸せになるために (単独ギター弾き語り)

塩谷再登場。

13. ボーイズ・オン・ザ・ラン

竹善と大儀見も呼び入れる。
さすがに竹善が出てくるとトークが弾む。
「このまま行ったらレコード大賞の司会もできるんじゃないか」

竹善が、次の曲で塩谷のコーラスが1か所だけあるので聞き逃さない
ように、と言うと塩谷が「2か所」と突っ込む。竹善忘れてたらしい。

14. Wind to Change (SING LIKE TALKING)

馬場退場。

竹善のアルバム「Okura」の由来は説明しないとわからない。
あるときNHKでオクラの特集番組をやっていた。オクラはアフリカ
(エチオピア)が原産地の野菜で、黒人奴隷とともに世界に浸透し、
各国の文化に定着していき(日本にはアメリカから入ってきた)、
元々そこにあったかのように溶け込んでいる。そんなオクラのよう
に、伝わっていって馴染んでいって一体になるものを目指した。
説明しないと分からないんだが、抽象芸術のようにアーティスティッ
クな気分が欲しくてわざとそういうネーミングにした。

オクラが嫌いな人に、吉祥寺の「まぐろ人」という回転寿司屋で出
るオクラの軍艦巻を勧める。

次の曲はそのオクラからではなく、とやると、間違えただろう、
と竹善の突っ込み。CORNERSTONESでもカバーしているEric Tagg。

15. Marzipan (Eric Tagg)

次の曲はSLTでアフリカ風の曲をやるようになった原点。

16. Heal Our Land

大儀見退場。

次の曲は竹善のアルバム「Okura」から。

17. CHOICE

Salt and Sugarももうすぐ10年になるんだがそろそろアルバム作ろ
うか。塩谷のボーカル(竹善評して「霊の声」)で。
塩谷、じゃあ竹善のピアノも、とやり返す。

最後に塩谷の作品。

18. もみの木

(幕間) - 20:29〜20:30

19. きよしこの夜

●終演 - 20:36

この人のピアノは本当にいいね。

以上、19曲。

2005/12/23 27:00


Back to:


Copyright (C) 2005 by MIURA Toshitaka
All rights reserved.

last update: $Date: 2005/12/23 17:55:53 $


MIURA, Toshitaka <miura@computer.org>