PC-9801RA21

あの古き良き日々。

実はPC-9800シリーズの停滞期の始まりに位置するマシンですが、 最初に自分で稼いだ大枚をはたいて買ったマシンでもあり、 またマシンの隅々まで知り尽くし使い尽くそうという努力が 世間でいろいろ行われていて楽しかった頃です。

墓標代わりに記録しておきましょう。

基本仕様

CPU i386 20MHz, FPU(i387)はオプション
主記憶 2MB (うち384KBはシャドウ)
グラフィックス 解像度 640×400ドット×4bit×2面, 4bitをRGB各2bitのパレットにマップ, VRAM 256KB, 描画プロセッサとしてGDC(μPD7220), ラスタ演算器としてGRCGおよびEGC
テキスト表示 表示プロセッサとしてGDC(μPD7220), 漢字表示可能
内蔵フロッピディスク 5inch 2HD×2ドライブ
サウンド 単音ブザー (i8254のタイマを使用)

周辺機器

ディスプレイ NEC PC-TV454 ドットピッチ0.35mm, 水平最大31.5kHzまで対応, テレビ/ビデオのモニターにもなる
プリンタ NEC PC-PR201GS 15インチ。プッシュトラクタ式で、ファンフォールド紙とカット紙を ボタンひとつで切り替えられた。オプションでダブルビンシートフィーダを 追加。カラーユニットやアウトラインフォントROMは追加していない。
マウス NEOS - バスマウス
モデム SONY SMD280 V.FC。V.34へのアップグレードは結局なかったんじゃないかな

本体まわりの拡張

結構頑張ったのですが、 Windows95を動かすのにはいろいろネックがあってつらいです。 なので、後半は実用というより過去のデータ吸い上げが主目的になりました。

ドライバ関係の不安定性も結構効いていました。

CPU I-O DATA PK-A486Cx80 Cyrix Cx486DX, 4逓倍で80MHz, FPUつき
メモリ I-O DATA PIO-RA134-2M
PIO-EX134S-4M
6MB増設
グラフィックス I-O DATA GA98NB2 Cirrus Logic CL-GD5434, VRAM 2MB, 水平24kHzのディスプレイで 800x600、水平35kHzなら1024x768の解像度で表示できた
SCSIカード I-O DATA SC-98SB 55互換, I-Oデータ提唱のセカンドバス規格サブボード型
LANカード I-O DATA LA/T-98 10Base-T
フロッピディスク コンピュータリサーチ CRC-FD3.5W 3.5インチ 2ドライブ 2モード
ハードディスク itec DH-180 SCSI2 180MB, 55互換SCSIカード付属だった
ハードディスク Quantum Lightning730 SCSI2 720MB, 組み立てケースに入れた
CD-ROMドライブ AIWA ACD-300 2倍速
MOドライブ キャラベルデータシステム PS-230MOLmkII 230MB, リコー製ドライブ

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last update: $Date: 2002/07/06 20:34:54 $


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