組み立てIBM PC互換機

あまり役に立たないと思いますが、一応。

そろそろPentium4システムに更新したいですねえ。

装備

部品 メーカー 機種 仕様 評価
マザーボード
マザーボード ABIT SH6 i815E, Slot1, PCI 6スロット, ISAなし
CPU Intel PentiumIII 800MHz, FSB 100MHz, Slot1, Coppermine
メモリ - - 128MB PC100 CL=2 ECC,
256MB PC133 CL=3 ECC
で合計384MB
ピギーバックROMモジュール IOSS ROM焼きだいじょうぶ! RD1-8X BIOS更新の失敗除けに二重化する
電源 SeaSonic SS-400FS 400W, Active PFCつき, ファンがひとつ
拡張スロット
ビデオカード ELSA GLADIAC FX736 256MB (GD736-256AR) nVidia GeForce FX5700, VRAM 256MB, AGP, DSUB15pin+DVI-Iの2系統出力, NTSCビデオ入出力付き
SCSIカード IOI IOI9200UWR Ultra Wide 2ch, Initioの石, RAID BIOSつき
サウンドカード Creative SoundBlaster Live! EMU10K1, SPDIF光・同軸入出力付き
LANカード Intel PWLA8391GT Pro/1000GT Desktop Adapter, PXE対応
モデムカード 日本レクトン - PCI, V.90, Linuxドライバの存在するWinModem, バルクだがJATE認定
MPEG2キャプチャカード I-O DATA GV-MPG3TV ハードウエアMPEG2 CODEC、TVチューナーつき
ドライブベイ
HD IBM DPTA-372730 UltraATA33, 27GB, 7200rpm
RAID箱 ACARD ARS-2012 ホストからSCSIに見えるIDEミラー箱
HD IBM IC35L060 UltraATA100, 60GB, 7200rpm
上記RAID箱に2本放り込んでミラー
CD-Rドライブ YAMAHA CRW4416 CD-RW対応, 書き込み4倍速, 読み出し16倍速
DVD-RAM/Rドライブ 松下電器 LF-D321JD 内蔵ATAPI
3.5インチ-5インチベイアダプタ セリング FrontConnect DB-525U2FW 前面コネクタ(USB×2ポート、FireWire×1ポート)つき
FDD - - Apricotから外した3mode
ユーザインタフェース
ケース YeongYang キューブケース YY-0210 高さはミニタワー、幅は倍
ディスプレイ ナナオ FlexScan L887-R 対角51cm(20.1インチ)、液晶(VA)、応答速度20ms(オーバードライブ無し)、1600x1200dot
キーボード - - 日本語109key, Apricotのを流用
マウス Logicool M-BD58 PS/2・USBコンボ, 2ボタン+ホイール, CCD式
スピーカー DIATONE (三菱電機) DS-31P アンプ内蔵3W+3W, Line入力2ch, Apricotの付録を流用
ジョイスティック Microsoft SideWinder 3D Pro 3軸+スロットル+4トリガ+2軸ハットスイッチ+4マクロボタン, ゲームポート接続
ゲームパッド Microsoft SideWinder Game Pad USB 十字ボタン+10ボタン, USB接続
ジョグダイアル・シャトルリング Contour AV Solutions Shuttle Pro ジョグダイアル+シャトルリング+13ファンクションキー, USB接続
外部SCSIバス
MOドライブ Caravelle PS-230MOL 230MB, リコー製ドライブ
フィルムスキャナ Canon CanoScan 2700F 2720dpi, RGB各8bit, 手動フィルム給送
その他外付け
プリントサーバ Planex Mini100 10/100Mbpsオートネゴ, lpr対応
プリンタ EPSON PM700C 720dpi, CMYK+淡色CMの6色インクで自称写真画質
スキャナ PFU ScanSnap fi-5110EOX2 TWAIN非対応, 専用ソフトとセットでボタン一発スキャン→PDF生成。
遊んでいる部品
ビデオカード ELSA GLADIAC MX ATX/vivo nVidia GeForce2MX, VRAM 32MB, AGP, NTSCビデオ入出力付き
ビデオカード Canopus PWR128P GTV nVidia RIVA128, VRAM=4MB, PCI, NTSCビデオ入出力付き
MPEG1 CODECカード AIMS Labs. Video Highway Studio-X DEC 21230, もうメーカーが存在しない
LANカード Planex ENW-8300 Realtek RTL8029 (NE2000互換, 10BASE-T, PCI)
LANカード Planex ENW-9501-F DEC 21140AF, Wake On LANも802.1x pauseもないが本物のTulip
LANカード Planex ENW-9501-F DEC 21140AF, 故障が疑われた際スペアとして買った
診断カード VICS Technology PCガイガー RD2Pro PCI動作状態やBIOSデバッグ出力を5インチベイのパネルに表示
入力機器 Labtec QuickSound シリアル接続のMCI制御用ミニキーボード
退役した部品
ディスプレイ 飯山電機 MT-8617E 17インチ, ダイヤモンドトロン管, 水平24-160kHz, 故障
マウス Microsoft - PS/2, 2ボタン, 茄子形, Apricotの付録
電源 SevenTeam ST-310HR 300W、ケースに付属していたが故障
マザーボード ASUSTek P2B-F i440BX, Slot1, Coppermine用の低い電圧が出せないリビジョン
CPU Intel PentiumII 350MHz
HD Seagate Medalist ST32140A E-IDE, 2GB, 古いPCとともに廃棄
HD Quantum FireBall 1280AT E-IDE, 1GB, 古いPCとともに廃棄
モデムカード サン電子 MS288DF ISA, V.34, Apricotの内蔵部品

軽く使用感など

I-O DATA GV-MPG3TV

深夜番組で、録りたい番組が2本同時に走る場合が出てきたので、 松下や東芝のDVD/HDコンボレコーダのスペック・品質・評判が安定するまでの繋ぎと MPEG2ハードウエアCODECを試すのを兼ねて導入してみました。

品質を追求してCanopusにするなら、キャプチャにMTV2200SX、 ビデオ出力にVideoGate 1000で締めて実売で8万円弱かかるところ、 お手軽セットでかなり割り切ってみた感じの投資です。

MPEG2とアニメとの相性は心配していたほど悪くはなく、 長時間モードでもブロックノイズは殆どありません。 また、団地の共同受信・ケーブル再送信システムのおかげで もともとRF信号の状態がよかったせいか、 三次元フィルタやゴーストリデューサを装備していなくても 不自由はしていません。

しかし、 せっかくのハードウエアCODECはビデオ信号の入出力にしか使えず 編集後の再圧縮には使えなかったり、 付属のソフトが結構不安定だったり、入力のガンマ調整ができなかったり、 やっぱり値段なりに不便な感じです。

一つ困ったことに、これをつけたらキャプチャデバイスがこのボード上のものしか 有効にならず、GLADIAC MXのキャプチャデバイスが 見えなくなってしまいました。


ELSA GLADIAC FX736

GeForce MXでは世間の基準に照らしてだいぶ力不足感が出てきたので、 GeForce FX5700にしてみました。UltraよりはVRAMの量を優先させました。 Ultraの方にすると私のマシンでは電源容量的に厳しいというのもあります。

たぶんLongHornを動かすにはここいら辺が最低線になるんじゃないでしょうか。

ELSAつながりで選びました。 あまり意味はないのですが、NTSCビデオ入出力があって、 ヒートシンクがあまり大仰でないものという基準で選ぶと だいたいこれを含めて2-3機種に絞られるようです。


ELSA GLADIAC MX ATX/vivo

GeForce2MXを積んだビデオカードで、NTSCビデオ出力のついたものはたくさん あるのですが、入力のあるものはこれくらいしかありませんでした。 いや、正確には、CARDxpertのGeForce2MX400のやつとかあったのですが、 安いカードの中ではELSAのがドライバの出来がよかったりなど店頭の表示が 安心感を与えるものだったのでこれにしてみました。 ワークステーション用のGloriaとか作ってるメーカーですしね。 さすがにプロ用をやっているところは廉価版でも基礎がしっかりしているのでは ないかと。アナログ部分の作り込みとかね。 ま、所詮3やUltraじゃなくてMXですし、ドライバの出来に期待するのは 性能じゃなくて安定性ですよ、もちろん。

さすがにこのクラスのものにカノープスの安心感を得ようとすると F11(2万3千円)+VideoPort600A(1万7千円)で、値段もさることながら ケース内のスペースが苦しいので安い方へ逃げてしまいました。

しかし実は結構作りがいい加減で、 ビデオ入出力ドータカードの接続コネクタがビデオ入出力端子より低いので 親亀側端子の金属部分が2mmくらい露出するとか、 ドータカードの高さがあるので隣のスロットのカードに接触するため PETフィルムをはさんで対応したとかありました。

ビデオキャプチャすると縦横比が妙だったりしたのでドライバの入れ直しとか いろいろいじっていたら垂直同期割り込みが拾えなくなってしまって、 今キャプチャできなくなったりしました。 ほかにも、VESA DDC経由でディスプレイに悪さをするらしく、 せっかく覚えさせた表示位置や歪みの調整パラメータを忘れさせてくれたりします。

その後、ELSAのサイトからDetonator4ドライバとビデオ入出力ドライバを 入手したんですが、GV-MPG3TVがあると このカードのキャプチャが機能しないので意味ない感じです。

また、ディスプレイが画像調整を忘れてしまうのは、 画面モード変更時にVESA DDCでディスプレイをリセットする機能がついていたせい だと開眼し、画面のプロパティでそのスイッチを切りました。 あわせて、安全のため、モニタのプロパティでDDC経由での省電力制御を切りました。

もういい加減力不足感が否めないのでGeForce FX世代のカードに 更新したいなというところです。


ACARD ARS-2012 Mirror Smart

ACARD社はIDEディスクを SCSIディスクに見せてくれるアダプタAEC-7720UW(実はこれも持ってますが)で 秋葉原では有名だと思いますが、その技術を応用(笑)というか、 これに載っている石ARC-760に若干手を加えたARC-761を使用した製品で、 ホスト側からはSCSIディスクに見えるIDEミラー箱です。

ACARD社のWWWサイトでAEC-7720UWに使われている石ARC-760の説明を読んでいて、 IDE側の足を2本にすればRAID組めそうだなと思っていたら、 そのまんまの製品があったというわけです。

5インチフルハイトサイズの箱に3.5インチのホットスワップベイが二つ 入っており、ベイのコネクタを受けるバックプレーン基板の中央に シングルチップのRAIDコントローラが可愛らしく鎮座しているという シンプルな構造で、一応ドライブキャリアに小型のファンがついて いるのですが、箱自体に結構熱がこもります。

さすがに60GBとかいった大きなディスクを買うようになると バックアップの手段もないし、ディスククラッシュの保険として買ってみました。

製品サイクルの早いIDEドライブが壊れる頃には同じ型のドライブはおろか同じ容量の ドライブさえ市場にあるかどうか不安だったりしますが、一応、 容量の違うドライブを挿すと小さい方にフォールバックするようにできているので、 保険としては機能します。

SCSIホストアダプタにもソフトウエアRAID BIOSの乗ったIOI-9200UWRという 変なカードを使ってたりするのですが、このカードのRAID機能はWindows上でしか 使えないので、FreeBSDでも使おうと思ったらスタンドアロンのソリューションが 欲しくなるわけですよ。WindowsでソフトRAIDだとWindowsがこけたとき ファイルシステムが壊れそうで嫌ってのもありますし。

が、ぷらっとホームの店頭で言われたのは、「やっぱりこのクラスのものは 負荷がかかると危ないですよ」……人柱だぁ(泣)

ちょこっと使ってみた感じでは、何よりもまず、導入して最初に一度経験する リコンストラクトに非常に時間がかかる (^^;

内蔵ATAがUltraATA33だというのもあるのですが、 60GBをリコンストラクトし切るのに半日かかりました。ちょっと長すぎ。

UltraATA100のディスクをUltraATA33のモードで使い、 それを外向きには16bit Wide+Fast20の40MB/sで出しているというのは スループットの上で損しているかもしれませんが、ま、そこはそれ、 そもそもコントローラがトラックバッファ分くらいしかメモリを積んでないので はなから性能を期待してはいけない世界です。 性能が欲しい人は最低でもInfortrendのコントローラに128MBとかメモリを積む (するとコントローラだけで30万円くらいかしら)。

で、はなから性能を期待してはいけない装置を使ってビデオキャプチャという 性能の欲しい処理をしようとしているあたり、既に破綻しています……。 でも、IDEドライブでキャプチャしていた頃よりも ドロップするフレーム数は心もち減った気がします。

PCIカード型のRAIDコントローラはなかなか好きになれない(その前に スロット埋まってるし)のですが、実は壊れてもホットプラグする必要はないし、 3ware Escalade6000はFreeBSDで使えるのね……うーむ。


Planex Mini100

プリンタの36pinセントロニクスコネクタに挿すタイプの小さなプリントサーバです。

ネットワーク側は10BASE-T/100BASE-TXのオートネゴで、 内蔵のサーバはlprプロトコルのほかNetBEUI、IPX、AppleTalkにも対応するそうです。 Windowsで使うにはドライバが必要らしいです。(^^;

プリントサーバの設定は最近流行りの内蔵WWWサーバですが、 tftpでもできる辺りは良心的にできています。

内蔵のlpdはキューイングの機能を持たず一度に一本のコネクションしか受けません。 なので、キューイングなどちゃんと管理したければ別途プリンタサーバを 立てる必要があります。

プリンタを使いたいマシンがデスクトップやらノートやら増えてきたのと、 デスクトップマシンでは割り込みが足りなくてプリンタポートをdisableして しまったので、こういう逃げを打ってみました。

Windows Printing Systemのプリンタでも一応使えることは使えるのですが、 プリンタからの登り線の情報までは中継してくれません。 なので、紙切れとかインク残量などプリンタ側のエラーがPCから見えなくなります。 ま、さしあたりそれで構わないわけですが。


PCガイガー RD-2Pro

BIOSデバッグ出力を表示する診断カードで、 表示部を5インチベイに持ってきたものですが、いろいろ付加機能がついています。


USB,FireWireコネクタ付3.5インチ-5インチベイアダプタ

5インチベイに3.5インチドライブ(私の場合はFDD)をマウントするアダプタなんですが、 3.5インチドライブの取り付け位置を右へ寄せることにより、 ドライブの左側にUSB2.0×2ポートとFireWire×1ポートの前面アクセスコネクタを 同居させるものです。

前面5インチベイが足りなくなってPCガイガーを 取り外したらUSBポートが筐体背面にしか出ないことになったため、 しばらくはそこから延長ケーブルで前へ引き出して USBデバイスをつけたり外したりしていました。

が、それも取り回しが結構面倒なので、こういう品が出てくるのを待っていました。

理想的には、温度計やらBIOSエラーコードやらの表示パネルを 内蔵した扉がFDDのさらに手前にあれば完璧なのになあ、と思ってるんですが。


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last update: $Date: 2006/06/04 18:49:29 $


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