5インチハーフハイトのIBM PC互換機

5インチ外付けドライブサイズのベアボーンキットOpera Piccoloです。

キットはケース・マザーボード・CDドライブ・ACアダプタからなり、 CPU、メモリ、HDは自分で追加する必要があります。

装備

部品 メーカー 機種 仕様
マザーボード 慶揚通訊 専用 i815E+ICH2, Socket370, PC104+, FD, IDEx2, USBx3, IEEE1394, LAN
CPU VIA C3 800AMHz, FSB 133MHz, Socket370, Ezra
メモリ - - 256MB PC133 CL=3 ロープロファイル
HD IBM IC25N040ATCX04-0 UltraATA100, 9.5mm厚, 40GB, 4200rpm, 24時間駆動仕様
CD-ROM/R/RW/DVD-ROMドライブ 九州松下電器 UJDA710 ATAPI, CD-ROM 24x, CD-R書込8x, CD-RW書換4x, DVD-ROM 最大8x
ケース 慶揚通訊 専用 H42 W146 D254 (突起部含まず)
ACアダプタ FSP Group Inc. FSP060-1AD103 INPUT: AC100-240V 1.5A 50-60Hz, OUTPUT: DC12V 5A(max)

軽く使用感など

追加部品の選定

キットを買ってその足でディスクを買いに行ったため注意していませんでしたが、 組み立て説明書には、HDは厚さ0.35インチ(9mm)以下、 DIMMは高さ0.8インチ(20.32mm)と指定されています。

騒音

かなりやかましい音がします。

CPUファンの真上に当たる位置に吸気口としてφ3mmほどの穴が 格子状に並んでいるのですが、この部分で細い穴に空気が通る摩擦音と ファンの風切音が発生しています。

ケースから出しておくとまあまあ静かなもんなので、 ケースさえ何とかなればねえ。

ケース

アルミ押し出し成形ですかね。 筒型ケースの背面部から、内側のレール状に成形された凹みに マザーボードを滑らせて挿入するようになってます。

で、差し込むと、CDドライブの左端が1mmほど飛び出します。 ドライブの載っているドータカードが基板両端のコネクタで支えられているため、 修正もほとんど利きません。

ケース上面に吸気口があるため、上に物を置くことができませんし、 HDの放熱やHDに下から炙られるCDドライブの動作も心配です。 前面吸気だったらどっちも解決したはずなのですが、 これでも薄型のヒートシンクに載ったCPUファン上面とケース上面との隙間が 3mmくらいしかないので上に穴を開けざるを得なかったってことでしょうか。

ハーフハイトのドライブサイズにこだわったために残った歪みだと思いますが、 あと1cmケースを厚くできたら前面吸気にできたことでしょう。

騒音問題とあわせて解決するために、スポンジを内張りしたダクトでも乗せるか、 ケースをひとまわり大きなものに換えるか、悩ましいです。

ネットワークインタフェース

Intel Pro/100(FreeBSD的にはfxp)です! そんじょそこらのRTL8139の眷属を使ったものとは違います。

きわめて良心的だと言えます。

あとはネットワークブートさえ出来れば言うことはないんですが。 BIOSは対応しているようでブートデバイスの選択肢にLANがあります。 が、ブートROMがあるか、PXEが機能するかどうかは要調査ですね。


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