迂回経路ー2
     
    
たかえす歯科前を通り、その先で国道1号線東海道の信号を横断して細い道に入り、
JR東海道本線踏切を渡って左折し帷子町地内に入る。
すぐ右折して細い道を進み、県道201号線旧東海道との交差点を右折する。
交差点左角に、「金沢横町道標4基標柱と道標
金沢横町道標4基(要約):この地は、旧東海道の金沢・浦賀往還の出入口にあたり、通称金沢横丁と呼ばれていた。
金沢・浦賀往還には、円海山、杉田、富岡などの信仰や観光の枝道があるため、道標として4基が建立され、現在に残っている。
4基は、右から順に次の通り。
円海山之道 1783年(天明3)建立 ・左面に「かなさわかまくらへ通りぬけ」と刻されている。
 円海山は、「峯のお灸」で有名なところ。
かんさわ、かまくら道 1682年(天和2)建立 ・左面に、「ぐめうし道」と刻されている。
杉田道 1814年(文化11)建立 ・正面に、「程ヶ谷枝道曲がれ梅の花 其爪」と刻まれている。
作者の其爪は、江戸時代の河東節の家元。
富岡山芋大明神社への道 1845年(弘化2)建立 ・芋明神は、富岡の長昌寺でほうそうの守り神として信仰を集めていた。
なお、この道標はいずれも江戸時代のもので、鎌倉時代の鎌倉街道との関連は私にはわからない。
ここでは、芳賀善次郎著「旧鎌倉街道探索の旅」に示されている経路に従った歩いているので、念のため。
旧東海道を進み保土ヶ谷税務署前を通り、
右折して約200mの左角に「
高札場跡標柱の立つ帷子郵便局へ行く丁字路辺りが旧道との接続点。