Last update 1999/07/11

<違反者講習レポート>

先日、バイクに乗る友人から面白いメールが来ました。
内容が面白かったので、ご紹介致します(一部省略、加工)。



先日、点数をためると招待される講習会に参加しました。みなさんも、地道に点数を貯めてることと思いますので、参考までに講習会の報告をいたします。

1.違反者講習とはなんぞや?
軽微な違反(1〜3点)及び軽傷事故(4点)までの点数の累積で6点に達したものが対象になります。昨年10月より施行で、受講者は6点の帳消し。原則的に違反者講習は1回受講すると、次回6点になると行政処分(免停)となる。無事故無違反が3年以上だとまた、違反者講習を受けることが出来る。

2.時間はどのくらいかかるの?
受付 8:30〜8:45
1時限 9:10 〜10:00 説明、適正検査
2時限 10:10〜11:00 選択した講習のタイプや組分けにより異なる
3時限 11:10〜12:00 〃
昼休み 12:00〜13:00 〃
4時限 13:00〜13:50 〃
5時限 14:00〜14:50 〃
6時限 15:00〜15:50 適正検査結果、感想文

3.費用は一体いくらかかるんだろう?
社会参加活動(ボランティア)を含む講習 (9,600円+900円)か、社会参加活動(ボランティア)を含まない講習 (13,800円+900円)の選択(受付時)ができる。どちらの講習でも時間割はいっしょであり、1時限と6時限、座学2時限は共通である。残り2時限はボランティアの場合はボランティア、ボランティアでない場合は実技・シミュレータとなる。

4.感想文
受付は早く幸く、しかも通勤経路上の東急東横の白楽で降りればいいのだが駅から遠い。徒歩20分と書いてあり、大体そのくらいかかった。10時出社の普段の出発時刻から1時間半ぐらい早く出た。到着は、8:30過ぎぐらいで、受付の方へと行き案内に立ってるおっちゃんに違反者講習通知書を見せる。おっちゃんは4,000〜5,000円捨てることはないし、30分ぐらいだからボランティアにしろと進めてくれて、ボランティア用受付用紙をくれた。いわれなくとも、ボランティアのつもり (主に金銭的理由から)だったのだが,進められるとは思わなかった。

1時限
違反者講習のあらまし、時間割等の説明および、適正検査を受ける。この時、組分け(単に受けうけ番号で区切る)も教えられ、私は、午前座学、午後ボランティアの組になった。適正試験は簡単な質問に、「はい」「いいえ」どちらかに丸をするというもので時間は5分程度。

2,3時限
法規や安全運転、事故についてのお話。眠気と格闘しながらの受講。言うことはもっともだし、事実を再認識するのは大切なことなのはわかっている。ただ、眠いのだ。

昼休み
食堂、売店はあるが小さい。混んでいるので、外に出る。岸根公園でコンビにおむすびをパクついた。

4,5時限
ボランティア。新横浜の交差点にて、「横断中」の黄旗を振る仕事。受講者が多いとか言うことで、前後半に分かれて行うことに。通常、1時間ぐらいのところ、交代時間等を含めて正味20〜30分程度。前半だったので、バスで現地まで行き(5分程度)、歩行者信号が青になると旗を振る。後半は交通安全センターまで戻って待機。すげー「ひま」でした。このボランティアのねらいは、交通量の多い交差点で歩行者の安全を少しでも確保する事と、交通事故の多い交差点での車の動きや歩行者の動きを受講者が観察することにより、交差点の危険度を把握し、今後の運転、歩行時の横断などに注意するという意識を持つということだと思います。確かに、第3者の立場で交差点を見ることはあまりないので、危ない運転、危ない横断が頻繁にあることに気づかされます。少なくとも、眠気と格闘して座学を受けたり、出来の悪いゲーム機以下のシミュレータをするより良いかもしれません。

6時限
適性検査の結果、作文。適性検査は、4つの項目(注意事項)があり、該当するところに○が付いてくるというもの。最低1個から4つ全部に○がある人までいるということだ。やはり、受講者は1つは当てはまると言うことだろうか?それも変な話だ。ちなみに、周りの対してど〜のこ〜のというご注意に○が付いてました。作文は、作文と言うほどの事はない。どんな違反をしたか?今後どのように交通安全を心がけるか?講習の感想の3点で紙も小さく、各項目多くても5行程度しか書くところはない。10分もあれば書き終わるものです。なので、15:30位には終了、解散となりました。

これで、晴れて6点は消えて無くなりました。が今度6点ためると、即免停なので、やはり安全運転が必要です。というか、いつでも、安全運転は必要です。(~_~;)
みなさまは、このような講習に縁がないことを祈ります。


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