パイプを外す
ガス抜きが完了したら、配管を取り外します。室外機側はモンキースパナ1つで外れると思います。室内機は、壁に掛かっているので、外します。普通、壁に取り付けパネルがありそのフックにぶら下がっているので、全体を上に持ち上げれば簡単に外れます。パイプは本体から50CMくらいのところで接続されているのでそこを見つけます。室内機側は反対側をもう一つのモンキーなどで押さえないと外せないかもしれません。私の場合、プライヤーで押さえましたが、結構しんどかったです。またボルトは真鍮、パイプは銅製なので、丁寧に扱う必要があります。
養生作業
取り外しが完了したら、パイプ側、本体側ともにゴミが入らないようにテープなどをまいておきます。パイプは、30R(直径30CM以上の円)以上に折り曲げないように注意して束ねます。私の場合、室内機と繋いだまま束ねておいた為、引っ越しの途中でパイプが潰れてしまいました。(でも秋葉原の坂本商店なら4M配管セットで3500円で買えます。町の電気屋だとこの倍以上するか、売ってくれません)
取り付け作業
取り付けは、基本的には取り外した順に取り付けていきますが、パイプの中の空気を抜く必要があります。まず、室内機に配管をセットし、部屋に取り付けます。銅パイプでもけっこう固いので、出来るだけ事前に形を整えておきます。人手があれば良いですが、ひとりで持ち上げながらパイプを曲げるのはけっこうこたえました。また、パイプの締め付けですが、トルクレンチなど無い方は取り外した時の感じを思い出して、締め付けて下さい。締め過ぎると壊れますし、ゆるいとハロンがもれます。水道管用のパッキンテープを巻くのも良いかもしれません(私の場合、うまくいったようです)同じく、室外機側も取り付けます。いよいよ、エア抜きです。まず、電源を入れ、通電を確認します。続いて通常運転してみます。うまく動いたら、高圧側のバルブを開放します。15秒ほどしたらバルブを閉じ、運転停止します。続いて、低圧側(太いパイプ)の付け根にあるエア抜き用ノッチを押して空気を抜きます。多分10秒ほどシューと勢い良く吹き出しますので、抜け切るまで待ちます。10秒に満たない場合、再度運転し高圧側バルブを開放してフロンを入れ上記処理をくり返します。以上で完了。高圧側、低圧側全てバルブを開けて、試運転を行って下さい。成功を祈ります。
ワンポイント
私はやらなかったのですが、万一に備え、近くの電気屋と顔馴染になり電話で対応方法を聞けるようなルートを持つと良いでしょう。それとNIFTYのFDIYフォーラムでもいろいろ教えてくれます。
(98/04/19)
以上
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