自家製ピザ窯・石窯の製作
- はじめに
たぶん、インターネットだと思うが、自家製ピザのことが
しかも自分の窯で焼いている記事を見て、なるほど・・・と
思い、いろいろと情報収集。
材料を調べてみると、耐火レンガとセメントがあれば何とか
出来そうな感じ、値段もさほどかからなさそうなので、早速
チャレンジしてみることに。
参考にさせて頂いたサイト
・WoodMouse
煙突を備えた本格石窯。
・tampopoさんのページ
こちらも煙突付きの本格石窯。
・耐火モルタル、耐火レンガの組み方
耐火レンガ、モルタルの使い方を詳しく解説。
・岳士のHomepage「森に石窯を作る」
アーチ状の屋根がすばらしい石窯の製作過程を詳しく解説
・ピザ窯製作の記録
土台から窯まで、図面まで起こしたすばらしい石窯。
・石窯作り
耐火レンガで造る簡易石窯。
・組み立て式家庭用石窯
石窯のキット販売。これなら簡単に作れる!大島石材店。
・石窯と暮らす
丸いドーム型、窯には屋根まで作られている本格的な窯。
・木村博明ガーデン
丸いドーム型の作り方を解りやすく解説。なかなか良さそうな窯です。
- 先ずは、設置場所と土台整備
・と言っても、家を壊した時のブロックとセメントの板が
あったので、それを流用した。

土台の板が、ちと貧相なので、上にブロック板を載せた。
一応セメントで接着。


今回使った部材。
・レンガ 30個(1個80円程度)
・アーチ型レンガ 2個(1個900円程度)
・半分サイズ 5個(1個70円)
・薄いレンガ 5個(1個70円)
・セメント板 4枚(30cm四方、1枚250円)
・耐火モルタル 2袋(2kg、一袋500円程度)
しめて 6900円なり。
*レンガは予算の関係で、耐火レンガは見送り、普通のレンガにした。
レンガ自体が高温で焼かれたものなので問題ないはず。いまのところ割れなど無し。
*屋根部分もレンガを積もうかと思ったが、アーチ型に組むには、型を作ったり
大変なので、花壇用のアーチ型のレンガ模様のブロックがあったので
それを使うことにした。
1個900円程度だが、けっこう厚みがあり、保温性も問題なさそう。
あとは、割れないことを祈るだけ。

耐火モルタルは、水加減を少しゆるめにすると
扱いやすい。あまりゆるいと、ドロドロ流れ出てしまうので注意。

組み立て途中のワンショット。
今回レンガは縦に積み重ねたが、保温性の面からは横に積んだほうが良い。
その分使用するレンガの数が増えますが・・。
上に載っているのが、アーチ型レンガ。レンガ模様が外側と内側に
ついたタイプがあるが、外側が品切れのため内側模様を購入。

耐火モルタルは24時間経てばOK。
早速火入れ式。
レンガの組み立てが少し歪んでいるが、気にしない。
煙とレンガに含まれる水蒸気がともに出始める。
レンガ全体が温まるには30分−1時間はかかる。
斜めからのワンショット
煙突は作らず、一番上のレンガは固定せずに、取り外して
煙突代わりになるようにした。
煙突なしでも、意外と良く燃える。
今回使用した、トーヨー耐火モルタル。2kgで足りるかと
思ったが、足りずにもう一袋購入。
5kgの袋もあるらしい。
- 感想
この後、早速ピザ生地を仕込み、焼いてみた。
結果、なかなか上出来。
ただ、少し幅が狭かったため、窯内部に炭を置くスペースが
足りない。両サイドと奥にスペースを作り、そこに燃え残りの
炭を置いておくと、かなり強力な焼き上がりとなる。
これでもレンガの保温性はかなり良く、ピザを焼いた後に
サツマイモを入れ、おいしい焼き芋が出来た。
遠赤外線でじわりと焼く焼き芋は格別、是非お試しを!!。
<2008/11/15>