貴方も体験、黄金の便所スリッパ

世界のトイレ館

　四国・讃岐国は宇多津町にあるゴールドタワー。瀬戸大橋の四国側の入口にあたり、高さ158ｍからの眺望が見もの。だが、この建物にはなぜか世界のトイレ館なるスポットが併設。

　１階は無料トイレがあって、実際に“放出”することができるようになっています。なるほど、まるで見本市のように種々様々な便器が、ゆったりと並んでおります。どれで“放出”しようか迷うくらいです。

　２階は500円なりを払って入場する展示コーナー。

　こちらでも色とりどりの便器が“ベルサイユ様式”とか“世紀末ウイーン調”などとタイトルがつけられてディスプレイ。植物の造花、造樹などが立ち並び、大自然のなかで自然の呼び声に答えているかのような雰囲気を味わえるコーナーも。

　　

　わけても目玉は、黄金の便器と黄金の便所スリッパ。前者は26kg、後者は３kg。しかも、この黄金の便所スリッパは手で触れて持ち上げることができます。あまりのまばゆさにカメラのシャッターを切るのを忘れました。

　こんな便所セットを実用に供した暁には、便器のなかから女神様が出てきて、「お前の落としたのは、この金の固形物か？　それともこっちの普通の固形物か？」などと問われそうであります。

　このほか、“金ウンがつく”などと称したテレカも売られていました…。

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