
さて、生きた動物以外での屈指の見どころといえばやはりこれ。園内に併設されている「動物科学資料館」。もちろん入場は入園料のみで無料。
ドアを開けると左右に通路が分かれている。左はペンギンの遊泳姿を眺められるインドア休憩所。ミュージアムショップもあり、絵ハガキ、動物ガイドブックなどが。動物のぬいぐるみも大量に売られている。オリックスのぬいぐるみが“ちょっとだけ値下げしました”とプライスダウンして叩き売り中。今年は優勝は無理だったからねえ。

右に向かうと資料館。ジオラマのゴリラが座っている。じっと見ていると、鼻をひくひくさせたり、首を動かしたり。朝、親ゴリラに子ゴリラがあいさつにきたシーンだそうだ。上を見上げると天井いっぱいに樹木のジオラマが生い茂っている。

このほか、サバンナ地帯での動物の生態をミニチュアで説明したり、雪山の断面を模型にしてクマやヘビの冬眠の様子をわかるようにしたジオラマがある。そんな中に巨大な便器がでーんと。のぞき込むと「動物の糞」のスライドショーが始まる。

骨格標本が並ぶ脇には、潜望鏡のようなものをのぞきながら、ボタンを押すと、カメ・トラ・キリンの目の高さから館内を眺められる装置も。据えつけ式の自転車に乗って、カンガルーなどの動物の速さを実感できるコーナーもあったが、残念ながら12歳未満専用。
【さあ、再び外へ】