Rotor Wind Photo Gallery Fuji-Bell 204B-2

Fuji-Bell 204B-2
　富士ベル204B-2

写真は　JA9374　富士ベル204B-2　佐川航空
(Photo:JA9374 Fuji-Bell 204B-2　Sagawa Air Co.ltd)

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Specification	204B-2
エンジン　(Engine)	Lycoming T5311A 　(1100hp)
全長　(Length)	17.37m
機体重量　(Weight) 　(Empty / Gross)	2,087kg　/　3,856kg
搭載量　(Useful load)	1,769kg
速度(巡航 / 最高) 　(Max / Cruising)	222km/h　/　217km/h
ホバリング限界高度　(HIGE / OGE)	4,176m　/　731.5m
上昇限度　(Service ceiling)	4,816m
航続距離　(Max range)	531km
乗員/乗客数　(Crew/Passengers)	1　/　9
製造会社　 (Manifacturer)	Bell Helicopter Textron

解説

　アメリカのベル社が開発した中型多用途ヘリコプター。

元は朝鮮戦争に於ける軍隊や傷病兵の輸送などの目的で開発された軍用ヘリコプターHU-1で、1963年に民間型としてのFAAの型式証明を取得、現在も使われ続けているロングセラー機。

　我が国では富士重工がライセンス生産しており、富士ベル204Bと呼ばれている。（現在は生産終了）

テールローター取付け位置を左（pusher type）から右に変更
（ tractor type）し、エンジンをパワーアップしたものを
富士ベル204B-2、通称「ダッシュツー」と呼ぶ。

　特にダッシュツーは安定性が増し、高山での物資輸送に威力を発揮、オペレータ（運航会社）からも「物輸に強い、頼れる奴」、「よく仕事をするヘリ」と評価され、人気が高い。

　一時は警察の主力ヘリとして活躍する他、事業会社をはじめ各所で使われていたが、現在では老朽化が進み、方々で姿を消しつつある。

　しかしながら、機数は減ってはいるもののへリスキーなどに使われることもあり、乗るチャンスも僅かに残っている。
一見乗り心地が悪そうに見えるが、実際に乗ってみるとその滑らかな飛行ぶりに驚くはず。

　尚、自衛隊でもHU-1Bとして使用されていたが、現在は全機とも退役し、HU-1H,HU-1Jに更新されている。

　　　　　　2000/2/6　解説更新

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