「ヘリコプターの日」について

　「ヘリコプターを第二の航空輸送システムとして、認識を深めてもらおう」と、昭和61年（1986年）に全日本航空事業連盟が提唱。ヘリコプターの原理を初めて考え出したレオナルド・ダ・ビンチの誕生日にちなみ、4月15日を「ヘリコプターの日」と定めました。

　その1986年から３年間、東京へリポートで「ヘリコプターエアーショー」と題するイベントが行われ、様々な機体が華麗なフライトを繰り広げました。
特に第3回に於いては、筆者も朝日航洋(株）広報室に協力し、ベルコウBO105Sのアクロバットフライトデモに同乗、コパイ席から目まぐるしく変わる外部の様子を必死にビデオ撮影した事が懐かしく思い出されます。

　しかしながら、バブルがはじけたあとは、一部で記念式典が行われる程度となってしまいました。
「ヘリコプターの日」は今では忘れられている状態ですが、せめてこのサイトをご覧になっている方々だけででも、この素晴らしい航空機に、またヘリコプターに関わる全ての人々に感謝しつつ、「ヘリコプターの日」を祝おうではありませんか。

＜朗報＞
　何とこの「ヘリコプターエアーショー」の動画をYouTubeにアップされている方がいらっしゃいました。

[Old-Film] ヘリコプターショー Tokyo Helicopter Show 1-May-1988 - YouTube
（ベルコウのデモもありますが、残念ながらこの回の同乗者は筆者ではありません（＾＾；））

　尚、YouTubeの検索画面に「ヘリコプター・エアショー」と入れると第2回（1987年）の動画が数点見られます。ご興味のある方は是非どうぞ。

2022/04/10